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【注目】前週末13日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

クラスター <日足> 「株探」多機能チャートより

■クラスター <4240>  401円 (+80円、+24.9%) ストップ高

 クラスターテクノロジー <4240> [JQG]がストップ高。3Dプリンターのなかでも、細胞を使って臓器などの立体的な組織を作り出す「バイオ3Dプリンター」が実用化段階に入っている。バイオ3Dプリンターには、さまざまな形成方法があるが、インクジェットプリンター技術を応用したものもある。クラスターの超微細インクジェットヘッド「Pulseinjector」は、吐出時に熱を発生させないため細胞やタンパク質などの生体材料にも利用できることから、バイオ3Dプリンターなどへの応用が期待されており、これが今回の買いにつながったようだ。

■ミサワ <3169>  520円 (+80円、+18.2%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。ミサワ <3169> がストップ高。12日大引け後に発表した20年1月期上期(2-7月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の5億円に急拡大し、従来予想の2.3億円を上回って着地したことが買い材料視された。家具・インテリアで新シリーズの販売が伸びたほか、従来の人気シリーズは在庫管理の適正化で欠品が減少した。円高による仕入れの採算改善に加え、ECサイトの広告宣伝費を抑制したことも利益拡大につながった。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3.7億円→5.6億円に49.5%上方修正。増益率が5.3%増→57.4%増に拡大する見通しとなった。12日終値ベースの予想PERが13.4倍→8.9倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■三井ハイテック <6966>  1,625円 (+231円、+16.6%)

 東証1部の上昇率2位。三井ハイテック <6966> が急反騰し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後に、20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結決算を発表。営業損益は6000万円の赤字(前年同期は6億9100万円の黒字)となり、従来予想の3億円の赤字から上振れて着地したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比2.1%増の422億8500万円(従来予想は410億円)。車載用モーターコアの受注・販売が当初計画を上回ったことなどが寄与した。なお、通期業績予想は売上高860億円(前期比4.9%増)、営業利益3億円(同40.0%減)とする従来計画を据え置いているが、前提為替レートは1ドル=110円から105円に変更している。

■アイビー <4918>  1,057円 (+150円、+16.5%) ストップ高

 アイビー化粧品 <4918> [JQ]がストップ高。12日の取引終了後、黒ニンジンの搾汁液または粉末を含有する皮膚化粧料に関して特許を取得したと発表しており、これが好感された。今回取得した特許は、黒ニンジン搾汁液にはアントシアニジン類やカロテン類などが含有されており、その黒ニンジン搾汁液にチロシナーゼ活性阻害効果やチロシナーゼ生合成阻害効果、線維芽細胞活性化効果を有していることを見出したという。なお、20年3月期業績予想への影響はないとしている。

■日本テレホン <9425>  579円 (+80円、+16.0%) ストップ高

 日本テレホン <9425> [JQ]がストップ高。同社は携帯電話の店舗販売を手掛け、中古携帯の販売も行っているが、足もとの業績は回復色を強めている。12日取引終了後に発表した19年5-7月期業績は1700万円の黒字化を果たし、上期計画の1200万円の黒字を超過した。これを手掛かり材料に短期資金が集結している。同社は6月に野村証券が同社株式を取得することを発表(議決権総数比率5.87%)したことでも話題となった。また、大株主に光通信 <9435> が入っている銘柄としても注目されている。

■スキヤキ <3995>  750円 (+100円、+15.4%) ストップ高

 SKIYAKI <3995> [東証M]がストップ高。12日大引け後に発表した20年1月期上期(2-7月)の連結経常利益が前年同期比30.4%増の9000万円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力のファンクラブサービスの有料会員数が増加したうえ、昨年5月に子会社化したライブ制作会社の業績上積みも寄与し、38.6%の大幅増収を達成した。

■AmidAH <7671>  1,135円 (+150円、+15.2%) ストップ高

 AmidAホールディングス <7671> [東証M]がストップ高。IT担当大臣として初入閣し、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務める竹本直一氏が会見で、「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない」と答え、決済のデジタル化と印鑑の両立が可能との考えを示したことから、「ハンコヤドットコム」を展開する同社に思惑的な買いが入ったようだ。

■ラ・アトレ <8885>  672円 (+62円、+10.2%)

 ラ・アトレ <8885> [JQG]が急騰。12日大引け後、19年12月期の連結経常利益を従来予想の11億円→11.5億円に4.5%上方修正。増益率が17.0%増→22.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。進捗遅れで大型プロジェクトの引き渡しが来期以降にずれ込み、売上高は計画を35.8%も下回るものの、新築不動産販売部門の利益が想定を大きく上回ることが全体の利益を押し上げる。併せて、期末一括配当を従来計画の17円→28円(前期は14円)に大幅増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■プロレド <7034>  7,060円 (+470円、+7.1%)

 プロレド・パートナーズ <7034> [東証M]が急反発。同社は12日に決算を発表。19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比29.2%増の8.2億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の7.4億円→10億円(前期は5.9億円)に34.8%上方修正し、増益率が25.5%増→69.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■中央化学 <7895>  370円 (+24円、+6.9%)

 中央化学 <7895> [JQ]が大幅3日続伸。樹脂製食品包装容器業界の先駆で、プラスチック容器の回収・リサイクル分野に積極的に取り組んでいる。生産体制の再編を進め、稼働率向上に向け合理化努力も進めている。世界的な環境意識の高まりを背景に、廃棄ロス削減のため食品の消費期限を延ばす新素材を使った高機能容器の育成を進め、今後に期待が大きい。ここ、底値圏で売り物をこなし株価が煮詰まっていた。

■エスユーエス <6554>  676円 (+39円、+6.1%)

 エスユーエス <6554> [東証M]が4日ぶりに急反発。12日大引け後、従来無配としていた19年9月期の期末一括配当は上場来初配当となる7円を実施する方針としたことが買い材料視された。収益成長を背景に財務基盤の安定性が増してきたことを踏まえ、株主への利益還元を実施する。権利付き最終日の26日を前に、配当取りを狙う買いなどが向かった。

■Jミート <3539>  2,228円 (+122円、+5.8%)

 ジャパンミート <3539> が急反発、年初来高値を更新した。同社は茨城を中心に食品スーパーの「肉のハナマサ」などを手掛けており、足もとの既存店販売は順調に推移しているほか、5月に買収したタジマも業績に寄与している模様。12日取引終了後に発表された19年7月期最終利益は前の期比1.4%増の28億1300万円となったのに続き、20年7月期業績について、売上高が前期比6.5%増の1206億1100万円、最終利益が同13.8%増の32億100万円と7期連続の増収増益を計画。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけた。

■ITメディア <2148>  753円 (+30円、+4.2%)

 アイティメディア <2148> が大幅高で3連騰、25日移動平均線を大きく上回ってきた。IT系ニュースサイトを運営し、広告収入を主力とするが、ネット上でBtoBの「見込み顧客」を発掘し、営業機会の創出を支援するリードジェン事業で業績は急拡大局面にあり、今期会社側計画は上振れる可能性がある。IT技術者向け情報サイトでは人工知能(AI)・機械学習専門の「ディープ・インサイダーフォーラム」を開設するなど時流に乗っている。

■ブラス <2424>  663円 (+20円、+3.1%)

 ブラス <2424> が大幅反発。12日の取引終了後、米国ハワイ州ホノルルに現地法人を設立し、ハワイウェディング事業に参入すると発表しており、これが好材料視された。同社は東海地方を中心にゲストハウスでのウェディング事業を展開しているが、今回のハワイウェディング事業参入は新たな売り上げ創出を図るのが狙い。なお、ハワイ現地法人は非連結子会社で、20年7月期業績への影響は軽微としている。また、同時に発表した20年7月期単独業績予想で、売上高118億9000万円(前期比14.4%増)、営業利益7億1100万円(同27.3%増)、純利益4億4000万円(同19.3%増)と増収増益を見込むことも好材料視されている。前期に出店したブルーグレース大阪(大阪市北区)及びアーブルオランジュ(浜松市中区)が通年稼働することに加えて、20年3月に千葉県船橋市にアコールハーブ(22号店)と京都市にアトールテラス鴨川(23号店)を出店することが寄与する見通し。なお、19年7月期決算は、売上高103億9000万円(前の期比7.0%増)、営業利益5億5800万円(同19.2%減)、純利益3億6900万円(同62.9%増)だった。

■JSB <3480>  4,680円 (+130円、+2.9%)

 ジェイ・エス・ビー <3480> が反発。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年11月-19年7月)連結決算が、売上高326億5600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益34億4700万円(同11.3%増)、純利益22億9200万円(同6.4%増)と2ケタ営業増益だったことが好感された。主力の学生マンション事業が、物件管理戸数の増加や高水準の入居率の維持で順調に推移し業績を牽引した。なお、19年10月期通期業績予想は、売上高420億8500万円(前期比8.1%増)、営業利益31億2100万円(同5.5%増)、純利益20億4100万円(同1.8%減)の従来見通しを据え置いている。同時に、5万株(発行済み株数の1.04%)、または2億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は9月13日から10月31日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的としている。

■三井E&S <7003>  949円 (+20円、+2.2%)

 三井E&Sホールディングス <7003> が7日続伸。13日、同社と子会社の三井E&S造船及び北見工業大学が表層型メタンハイドレートを模擬した氷試験体の製作に向けて共同研究を開始したと発表しており、これが好材料視された。三井E&Sは、海底下の表層型メタンハイドレートを掘削ドリルを用いて取り出す方法を検討しており、その掘削ドリルを安定的に操業するためには、掘削装置の設計データを取得する必要があると判断。メタンハイドレート含有地盤の研究分野で知見を有している北見工業大学工学部・山下聡教授(地盤工学研究室)と18年12月から共同研究を開始していたが、今回、同大で掘削試験に対応した大型の氷塊を製作し、その氷塊の力学的特性データを得ることができたとしている。

■CRE <3458>  1,059円 (+23円、+2.2%)

 シーアールイー <3458> が3日続伸。12日大引け後に発表した19年7月期の連結経常利益は前の期比55.5%減の13.8億円に落ち込んだものの、続く20年7月期は前期比52.0%増の21億円に回復する見通しとなったことが買い材料視された。今期は物流投資事業で前期に売却を予定していた3物件を含む売却益が膨らみ、82.1%の大幅増収を見込む。併せて、今期の年間配当は前期比1円増の22円に増配する方針としたことも評価材料となった。

■ジーニー <6562>  525円 (+11円、+2.1%)

 ジーニー <6562> [東証M]が反発。13日の午前中、マーケティングオートメーション(MA)の「MAJIN」とCRM/SFA(顧客管理/営業管理ツール)「ちきゅう」の連携を開始したと発表しており、これが好材料視されたようだ。今回の連携により顧客情報が自動で一元管理され、より効率的なマーケティング・営業活動が可能になるという。なお、日本企業で自社開発のMAとCRM/SFAのシステム連携を行った事例は国内で初めてとしている。

■稲葉製作所 <3421>  1,457円 (+28円、+2.0%)

 稲葉製作所 <3421> が反発。12日の取引終了後に発表した20年7月期は連結業績予想で、売上高347億円(前期比1.9%増)、営業利益18億5000万円(同4.1%増)、純利益13億3000万円(同25.4%増)と連続増収増益を見込んでいることが好感された。消費税増税の影響で鋼製物置は伸び悩みが予想されるものの、一方で、オフィスの移転・リニューアル需要の堅調が続いていることや、ワークスタイルの多様化に対応するオフィスづくりへのニーズの高まりから、オフィス家具が業績を牽引する見通しという。なお、19年7月期決算は、売上高340億4100万円(前の期比4.3%増)、営業利益は17億7700万円(同4.4倍)、純利益10億6000万円(同2.6倍)だった。

■ラクオリア <4579>  1,002円 (+13円、+1.3%)

 ラクオリア創薬 <4579> [JQG]が反発。13日の寄り前、EAファーマ(東京都中央区)との消化器領域における新薬の創出を目指した共同研究について、あらかじめ定めていたマイルストンを達成したとの連絡をEAファーマから受けたと発表。これに伴い、一時金の受領が確定したことが好感された。ラクオリアとEAファーマは、12年10月に共同研究契約を締結し、消化器領域における特定のイオンチャネルを標的とした本共同研究をスタート。18年3月に最初のマイルストンが達成されており、今回の一時金の受領は2つ目のマイルストン達成によるものとなるという。なお、一時金の額は非開示。また、19年12月期の連結業績予想には織り込み済みとしている。

■田中精密工業 <7218>  810円 (+10円、+1.3%)

 田中精密工業 <7218> [JQ]が年初来高値を更新した。同社は12日、グループのタナカエンジニアリングがこのほど、H3ロケット用の部品を三菱重工業 <7011> から受注したと発表。これが材料視されたようだ。今回受注したのは、H3ロケットの水素と酸素の混合比最適化に寄与する燃料噴射部品をはじめとしたエンジン部品、及び水素と酸素の調圧や排圧を制御する機体バルブ部品。なお、H3ロケットは2020年度に試験機の打ち上げを予定している日本の新しい基幹ロケットとなる。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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