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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、英首相とEU側の会談結果が手掛かり材料に


■上昇、英議会はEUからの離脱期限延期要請を可決

先週のポンド・円は上昇。ジョンソン英首相は9月13日、欧州連合(EU)離脱を巡って、「欧州と合意することに慎重ながらも楽観的」と語ったことから、リスク選好的なポンド買い・円売りが活発となった。ジョンソン首相は16日に欧州委員会のユンケル委員長とEU側のバルニエ首席交渉官と会談するが、英国側が検討している方策についてEU側の承認が期待されており、リスク回避目的のポンド売りポジションを縮小する動きが観測された。取引レンジ:130円81銭-135円22銭。

■底堅い値動きか、英首相とEU側の会談結果が手掛かり材料に

今週のポンド・円は底堅い値動きか。16日に行われるジョンソン首相と欧州委員会のユンケル委員長、EU側のバルニエ首席交渉官との会談が注目されそうだ。英国側が検討している方策についてEU側が大筋で認めた場合、ポンド買い・円売りは継続する可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・18日:8月消費者物価コア指数(7月:前年比+1.9%)
・19日:8月小売売上高(7月:前月比+0.2%)
・19日:英中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)

予想レンジ:133円50銭-136円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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