【通貨】東京為替：ドル・円はこう着、日本株は堅調地合いを維持

　9日午後の東京市場でドル・円は106円90銭付近と、値動きはこう着。日経平均株価は前週末比118円高と、堅調地合いを維持して取引を終えた。また、上海総合指数や米ダウ先物などもプラス圏で推移し、今晩の株高を期待したドル買い・円売りが観測される。一方、米10年債利回りは下げ渋っており、ドル売りは後退したようだ。


　15時に発表されたドイツの7月貿易収支は予想を上回り、輸出もプラス転換したことから、ユーロはドルや円に対して小幅に買われた。


　ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円76銭から107円02銭、ユーロ・円は117円74銭から117円94銭、ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1030ドルで推移した。

《FA》

　提供：フィスコ