【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にセルシード
セルシード <日足> 「株探」多機能チャートより
8月29日、大阪大学がiPS細胞から作ったシート状の角膜細胞を初めて患者に移植したことが伝えられた。同大学の西田幸二教授らの研究チームが行った角膜細胞の移植は、「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者を対象とした臨床研究の初の事例で、国内では目の網膜の難病である加齢黄斑変性症やパーキンソン病に次いで3件目のiPS細胞を利用した移植となる。今後、臨床研究が順調に進み実用化されれば、慢性的な角膜提供者の不足の解消につながことが期待されているだけに、株式市場でも関心が高まっている。
これを受けて、角膜再生上皮シートの開発を手掛けている同社には買いが殺到し、8月30日にはストップ高の548円に上昇。週明けのきょうもストップ高の648円に上昇しなおも買いを集めていることから、買い予想数の上昇につながっているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)