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【材料】DyDoが3日ぶり反発、上期38%営業減益もアク抜け感強まる

DyDo <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイドーグループホールディングス<2590>が3日ぶりに反発している。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1月21日~7月20日)連結決算は、売上高854億3800万円(前年同期比1.8%減)、営業利益20億3300万円(同38.0%減)、純利益12億2600万円(同33.7%減)と大幅営業減益となったものの、株価は業績悪化を織り込み底値圏で推移していたことから、アク抜け感が強まっているようだ。

 7月の記録的な低温傾向が飲料の販売動向に大きな影響を与え、国内飲料事業が落ち込んだ。また、医薬品関連事業で新工場やパウチライン新設に伴う準備費用が増加したほか、物流費の高騰や、人件費、販売促進費などの増加が利益を圧迫した。

 なお、20年1月期通期業績予想は、売上高1700億円(前期比0.9%減)、営業利益34億円(同44.0%減)、純利益24億円(同37.8%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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