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【材料】<注目銘柄>=TOKYO BASE、インバウンド関連見直しの動きに乗り底値離脱へ

T-BASE <日足> 「株探」多機能チャートより
 TOKYO BASE<3415>が戻り波動を強めており、800円台は追撃買いのチャンスだ。「日本発世界に発信するファッションカンパニーを創造する」をコンセプトにセレクトショップを主要エリアに店舗展開している。7月下旬から8月上旬にかけ株価は大きく調整を入れたが、足もと在庫調整が順調に進み、今期営業利益は会社側計画の3割増益達成の確度が高まってきた。株価も底値圏離脱の動きを鮮明としている。

 今月10日に上海が誇るファッション発信地――新天地エリアにステュディオス(STUDIOUS)第1号店を出店し、日本で好調なブランドを取り扱う。販売価格は日本の1.5倍に設定されている。同業態は世界を対象に17年4月、初の海外店を香港・コーズウェイベイに出した。香港では30、40代男性に支持され、高成長を続けている。今後香港での成功体験を生かし、上海においては20年をメドにユナイテッドトウキョウやパブリックトウキョウも出店を予定している。また、現地でのEC販売を開始する計画が実現の方向にあり、ポテンシャルも期待できる。(レイ)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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