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【市況】買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい/オープニングコメント

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 22日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行後は、これまで同様にこう着感の強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場ではNYダウが240ドル高と反発した。複数の小売企業決算が好感されており、小売や耐久消費財・アパレルの上昇が目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、大半の当局者が利下げを低調なインフレや貿易摩擦問題の先行き不透明感による下方リスクに対する保険と認識しており、長期にわたる利下げ開始を意味するものではないことが示された。一方で、政策変更への柔軟性を持ち続けることでも一致している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の20685円。円相場は1ドル106円60銭台とやや円安に振れて推移している。

 FOMC議事要旨の発表後は、大きな変動をみせていないこともあり、一先ず安心感につながりやすいだろう。とは言えジャクソンホール会議に市場の関心が集まるなかで、9月のFOMCでの追加利下げが確実視されているなど、ハト派期待が高すぎる状況でもある。足元では催促相場的な下げに対するカバーが優勢であるが、パウエルFRB議長講演でトランプ大統領の圧力に屈しないような態度を示せば、再びリスクオフ相場が意識されてくる。ヘッジファンドのドル円ポジションからは急激な円高はないだろうが、売買を手控えさせそうである。

 また、足元で売買代金は連日で1.5兆円程度と薄商いでもあり、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い一巡後は、次第にこう着感が強まりやすいところである。米国の上昇が小売各社の決算を好感した格好であり、ハイテク株等は高安まちまちだったことも、日本株市場へのインパクトに欠けるだろう。

 ただ、昨日の日経平均は売り優勢で始まったが、これまで同様、その後は短期筋の買い戻し等から下落幅を縮めており、チャート形状としては連日で陽線を形成している。方向感は掴みづらいところではあるが、5日線を上回っての推移が続くことで、センチメントを明るくさせるであろう。
《AK》

 提供:フィスコ

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