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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):任天堂、太陽誘電、イーレックス

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■イーレックス <9517>  1,265円  +193 円 (+18.0%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 イーレックス <9517> が急騰。13日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比62.4%増の18.2億円に拡大して着地したことが買い材料視された。電力小売事業で低圧分野、高圧分野ともに販売電力量が増加し、27.7%の大幅増収を達成したことが寄与。電源調達価格の低減に加え、継続的な経費見直しでコスト増加を抑制したことも大幅増益に貢献した。

■ダブルスタンダード <3925>  4,690円  +700 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 ダブルスタンダード <3925> がストップ高。13日大引け後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の10.1億円→11億円に9.5%上方修正。増益率が15.5%増→26.5%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。既存案件の追加受注と新規顧客の獲得が好調に推移していることに加え、複数の新サービスをリリースする予定で、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。同時に発表した第1四半期(4-6月)の同利益は前年同期比1.6%減の2.5億円だった。

■ラクス <3923>  3,160円  +375 円 (+13.5%)  本日終値
 ラクス<3923>が大幅高で6日続伸し年初来高値を更新。13日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高25億9000万円(前年同期比30.4%増)、営業利益5億900万円(同9.7%増)、純利益3億3500万円(同12.3%増)と増収増益となったことが好感された。前期からの積極的な成長投資の効果でクラウド事業の新規受注が増加しており、主力の楽楽精算は導入社数の増加に加えて、平均単価の上昇効果もあり高成長が持続。人件費や広告宣伝費などは計画を超過したものの、売上高の大幅な伸長で吸収した。なお、第2四半期累計(4~9月)業績予想は、売上高53億7000万円(前期比31.8%増)、営業利益5億8600万円(同13.7%減)、純利益3億7200万円(同16.1%減)を見込んでおり、引き続き通期予想については非開示としている。また、同時に発表した7月度の月次全社売上高は、前年同月比36.2%増と高成長を維持しており、これも好材料視された。なかでも、成長の牽引役である「楽楽精算」は同61.9%増と高水準の伸びとなった。

■日本工営 <1954>  2,526円  +278 円 (+12.4%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 日本工営<1954>が急騰。前日に2179円の年初来安値をつけていたが、きょうは動きを一変させマドを開けて急浮上、前日比12%を超える上昇で2500円台まで上値を伸ばした。同社は発電や灌漑(かんがい)を主力とする総合建設コンサルのトップ企業だが、13日取引終了後に発表した19年6月期通期決算は前の期比で増収を確保したものの、海外コンサル事業の受注後ズレなどが影響して営業利益は22%減と低調だった。しかし、同日に発行済み株数の5.1%にあたる80万株を上限とする自社株買いを発表、合わせて買収防止策の廃止も決めており、これが好感された。なお同社は、きょう午前10時30分に36万8600株(発行済み株数の2.35%相当)の自社株買いを実施したことを開示、これによる株式価値の増大や株式需給関係の改善を評価する買いを誘導した。

■ワタミ <7522>  1,678円  +149 円 (+9.7%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 ワタミ<7522>が商いを伴って続伸。株価は一時12%強の上昇で5カ月ぶりに1700円台を回復した。居酒屋チェーンで、足もとは不採算店舗の撤退や総合居酒屋「和民」からミライザカや鳥メロなどに業態転換した効果で、収益の改善が続いている。13日取引終了後に発表された20年3月期第1四半期(4~6月)営業損益が8400万円の黒字(前年同期は2億2300万円の赤字)と第1四半期としては6期ぶりの黒字化に達成した。これを評価する買いを呼び込んだ。

■太陽誘電 <6976>  2,152円  +127 円 (+6.3%)  本日終値
 太陽誘電<6976>が商いを伴い急反発となったほか、TDK<6762>、村田製作所<6981>など電子部品株が軒並み買い優勢の展開となった。追加関税第4弾の一部先送りによって米中対立の構図が緩和し、前日の米国株市場ではリスク選好の流れが復活、特にiPhoneの約80%を中国で生産するアップルが4%を超える上昇をみせるなど大きく反応した。アップルの有力サプライヤーである、日本の大手電子部品メーカーにも連想買いが広がる形となった。

■ウェルビー <6556>  1,902円  +91 円 (+5.0%)  本日終値
 ウェルビー<6556>が急騰。一時、前日に比べ約11%上昇し約1カ月半ぶりに2000円台を回復した。児童発達支援など障害者向けの職業支援事業を展開しているが、近年労働市場ではより一層の障害者の戦力化を求められていることが追い風となり、業績を大きく伸ばしている。13日取引終了後に発表された20年3月期第1四半期(4~6月)営業利益が前年同期比21.3%増の4億3900万円と大幅な増益を達成した。また、同日に内閣官房が実施する「障害者実習生派遣等事業(障害者ワーク・サポート・ステーション)の運営支援等業務」を受託したことも公表しており、これも株価を強く刺激した。

■ベルトラ <7048>  1,215円  +57 円 (+4.9%)  本日終値
 ベルトラ <7048> [東証M]が急伸。13日大引け後に発表した19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益が3.8億円(前年同期は非開示)となり、従来予想の2.5億円を上回って着地したことが買い材料視された。ゴールデンウィーク10連休を追い風に、主力サイトで海外・国内旅行の現地体験ツアーの予約数が伸びたことが寄与。広告宣伝費や人件費が想定を下回ったことも上振れの要因となった。併せて、通期の同利益を従来予想の5.4億円→7.2億円に33.3%上方修正。増益率が71.5%増→2.3倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■任天堂 <7974>  40,070円  +1,660 円 (+4.3%)  本日終値
 任天堂<7974>が大商いをこなし急反発。前日の下げ幅以上の戻り足をみせ4万円台を奪還した。市場では「トランプ米政権が対中制裁関税の発動の一部品目先送りをしたが、これはクリスマス商戦を意識したものであり、対中依存度の高いゲーム機などが含まれている。これが任天堂にはプラス材料となるとの思惑から、個人投資家など短期筋の買いを集めたようだ」(国内投資顧問)としていた。

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