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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):KHネオケム、KLab、メルカリ

KHネオケム <日足> 「株探」多機能チャートより
■KHネオケム <4189>  2,213円  -292 円 (-11.7%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 8日に決算を発表。「今期経常を一転4%減益に下方修正」が嫌気された。
 KHネオケム <4189> が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比19.3%増の50.6億円に伸びた。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の122億円→107億円(前期は111億円)に12.3%下方修正し、一転して4.4%減益見通しとなった。
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■KLab <3656>  850円  -91 円 (-9.7%)  本日終値
 KLab<3656>が急反落。同社は8日取引終了後に、19年12月期通期の連結業績予想を修正。売上高見通しのレンジを従来の320~400億円から、310~370億円(前期比5.1%減~同13.2%増)に引き下げた。主な理由として、魔界最強バトルRPG「幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル」及びモバイルオンラインRPG「禍つヴァールハイト」の売り上げ計画を見直したほか、「幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル」グローバル版の開発を中止したことを挙げている。一方、売り上げ計画の見直しによるゲーム運営にかかる変動費の縮小や全社的なコスト最適化を見込み、営業利益をはじめ各段階の利益は従来計画を据え置いた。

■カネカ <4118>  3,245円  -340 円 (-9.5%)  本日終値
 8日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は40%減益で着地」が嫌気された。
 カネカ <4118> が8月8日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比39.9%減の54.9億円に落ち込み、通期計画の350億円に対する進捗率は15.7%にとどまり、5年平均の24.2%も下回った。
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■太平洋セメント <5233>  2,629円  -270 円 (-9.3%)  本日終値
 8日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は38%減益で着地」が嫌気された。
 太平洋セメント <5233> が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比37.6%減の62.3億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の280億円に対する進捗率は22.3%にとどまり、5年平均の35.6%も下回った。
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■メルカリ <4385>  2,693円  -258 円 (-8.7%)  本日終値
 8日に決算を発表。「前期最終は赤字拡大で着地・4-6月期(4Q)最終は赤字拡大、今期業績は非開示」が嫌気された。
 メルカリ <4385> [東証M] が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期の連結最終損益は137億円の赤字(前の期は70.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、7期連続赤字となった。なお、20年6月期の業績見通しは開示しなかった。
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■ゲオホールディングス <2681>  1,329円  -123 円 (-8.5%)  本日終値
 8日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は38%減益で着地」が嫌気された。
 ゲオホールディングス <2681> が8月8日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比38.1%減の28億円に落ち込んだが、通期計画の105億円に対する進捗率は26.7%に達し、5年平均の20.4%も上回った。
  ⇒⇒ゲオホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■ホソカワミクロン <6277>  3,790円  -310 円 (-7.6%)  本日終値
 8日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常が16%減益で着地・4-6月期も54%減益」が嫌気された。
 ホソカワミクロン <6277> が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の連結経常利益は前年同期比15.7%減の42.5億円に減ったが、通期計画の56億円に対する進捗率は76.0%に達し、5年平均の50.4%も上回った。
  ⇒⇒ホソカワミクロンの詳しい業績推移表を見る

■シチズン時計 <7762>  485円  -38 円 (-7.3%)  本日終値
 8日に決算を発表。「今期経常を18%下方修正」が嫌気された。
 シチズン時計 <7762> が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比66.1%減の20.1億円に大きく落ち込んだ。併せて、通期の同利益を従来予想の220億円→180億円(前期は266億円)に18.2%下方修正し、減益率が17.3%減→32.3%減に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒シチズン時計の詳しい業績推移表を見る

■UTグループ <2146>  1,852円  -141 円 (-7.1%)  本日終値
 8日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は72%減益で着地」が嫌気された。
 UTグループ <2146> [JQ] が8月8日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比72.1%減の3億円に大きく落ち込み、通期計画の62億円に対する進捗率は4.9%にとどまり、5年平均の19.4%も下回った。
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■ノーリツ <5943>  1,144円  -77 円 (-6.3%)  本日終値
 8日に決算を発表。「上期経常が赤字転落で着地・4-6月期も赤字転落」が嫌気された。
 ノーリツ <5943> が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は3億円の赤字(前年同期は25.3億円の黒字)に転落した。
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■プラッツ <7813>  932円  +150 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 プラッツ<7813>がストップ高。8日の取引終了後に発表した20年6月期連結業績予想で、売上高63億3000万円(前期比6.6%増)、営業利益5億円(同2.1倍)、純利益4億円(同37.0%増)と大幅増益を見込み、年間配当を前期比8円増の32円を予定していることが好感されている。国内市場ではコスト訴求力のある医療介護用電動ベッドやその周辺機器の販売に注力するほか、中国向け製品のラインアップ拡充を図ることで業績拡大を見込む。なお、19年6月期決算は、18年11月に発売した介護用電動ベッド「Miolet3」の売れ行き好調などで、売上高59億4000万円(前の期比6.9%増)、営業利益2億3600万円(同78.9%増)、純利益2億9200万円(同21.2%増)となった。

■AKIBA <6840>  3,370円  +501 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 AKIBAホールディングス<6840>がストップ高。8日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を1000万円から1億8000万円(前年同期200万円の赤字)へ、最終損益を収支均衡から1億円(同3800万円の赤字)へ上方修正したことが好材料視された。Wi-Fiレンタル事業やMVNO事業が好調に推移していることに加えて、通信キャリア向け通信建設工事で、東京オリンピックに向けて工事件数が増大していることや新たな電波対策施策がスタートしていることなどが寄与する見通しだ。なお、売上高は従来予想の52億円(同10.1%増)を据え置いている。

■那須電機鉄工 <5922>  4,820円  +700 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 那須電機鉄工<5922>がストップ高。8日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を207億円から228億円(前期比21.1%増)へ、営業利益を5億8000万円から14億5000万円(同74.9%増)へ、純利益を39億7500万円から47億円(同4.9倍)へ上方修正したことが好感された。足もとで通信用金物製品が好調に推移しているとに加えて、それに伴い工場の稼働率が向上していることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高52億8400万円(前年同期比33.8%増)、営業利益5億2400万円(前年同期4000万円)、純利益41億2600万円(同3800万円)だった。

●ストップ高銘柄
 PSS <7707>  503円  +80 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 ホーブ <1382>  1,149円  +150 円 (+15.0%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 アステリア <3853>  801円  -150 円 (-15.8%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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