【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … オリンパス、アシックス、東建物　(8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＩＲジャパン <6035>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の18.7億円→21.5億円(前期は14.4億円)に15.0％上方修正し、増益率が29.2％増→48.6％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　アシックス <7936>
　19年12月期の連結経常利益を従来予想の100億円→125億円(前期は87.6億円)に25.0％上方修正し、増益率が14.1％増→42.6％増に拡大する見通しとなった。

★No.4　ジョイ本田 <3191>
　19年6月期の連結経常利益は前の期比10.8％増の97.5億円になり、20年6月期も前期比2.7％増の100億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6035> ＩＲジャパン 　東１ 　 +28.35 　　8/ 2　　　1Q　　　115.08
<7936> アシックス 　　東１ 　 +21.83 　　8/ 2　　上期　　　 53.50
<2815> アリアケ 　　　東１ 　 +12.28 　　8/ 2　　　1Q　　　 -4.86
<3191> ジョイ本田 　　東１　　 +9.77 　　8/ 2　本決算　　　　2.66
<8111> ゴルドウイン 　東１　　 +8.75 　　8/ 2　　　1Q　　　 81.87

<7595> アルゴグラフ 　東１　　 +6.80 　　8/ 2　　　1Q　　　 34.12
<2733> あらた 　　　　東１　　 +4.71 　　8/ 2　　　1Q　　　　5.57
<6282> オイレス 　　　東１　　 +4.44 　　8/ 2　　　1Q　　　 -4.87
<7898> ウッドワン 　　東１　　 +2.82 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<9783> ベネッセＨＤ 　東１　　 +2.59 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮

<7733> オリンパス 　　東１　　 +1.74 　　8/ 2　　　1Q　　　　黒転
<3901> Ｍラインズ 　　東１　　 +1.24 　　8/ 2　　上期　　　 26.72
<5384> フジミインコ 　東１　　 +1.15 　　8/ 2　　　1Q　　　-18.56
<8804> 東建物 　　　　東１　　 +0.87 　　8/ 2　　上期　　　　6.80
<3836> アバント 　　　東１　　 +0.78 　　8/ 2　本決算　　　　9.79

<1379> ホクト 　　　　東１　　 +0.16 　　8/ 2　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース