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【市況】東京株式(前引け)=一時360円超高と急反発、短期筋の買い戻しが流入

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前日比347円99銭高の2万1394円23銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億4738万株、売買代金概算は9329億9300万円。値上がり銘柄数は2024、値下がり銘柄数は97、変わらずは29銘柄だった。

 日経平均株価は急伸。前日が大幅安だった反動もあり、この日は買いが先行する展開となっている。18日のニューヨーク連銀総裁のウィリアムズ総裁の発言がハト派的内容だったことから、市場には米利下げに対する期待が浮上。ニューヨーク株式市場が上昇した流れを受け、東京市場も値を上げている。特に、短期筋を中心とする買い戻しが入っている様子だ。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が決算で今後の見通しに前向きな見方を示したことから、東京エレクトロン<8035>などの半導体関連株などが物色されている。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など大手銀行株が高い。SCREENホールディングス<7735>やSUMCO<3436>、ディスコ<6146>など半導体関連株が値を飛ばした。日本電産<6594>やキヤノン<7751>も高い。半面、ファーストリテイリング<9983>や島津製作所<7701>などが安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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