【市況】直近3日続落の3分の1戻しが上値メドに/日経225・本日の想定レンジ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
[本日の想定レンジ]
18日の米国株市場は、NYダウが3.12ドル高の27222.97、ナスダック総合指数が22.04ポイント高の8207.24と反発した。シカゴ日経225先物も18日の大阪日中比120円高の21130円。昨日の日経平均は大きくマドを開けての続落となり、一時は節目となる21000を割る場面もあった。5日移動平均線や25日線が下向きとなるなか、本日の日経平均は、昨日の大幅安後の自律反発の範囲内の上げとなろう。日足の一目均衡表では、昨日は遅行線が株価を下回って弱気シグナルを発生しており、転換線が基準線を割り込む展開も視野に入る状況となっている。押し目買い意欲の弱さが窺ることから、昨日までの3日続落分の3分の1戻しに相当する21259.46円付近が上値のメドとして意識されそうだ。ボリンジャーバンドでは、中心線から-1σ(昨日終値ベースで21155.21円)での値動きが予想され、終値で-1σを下回ると-2σ側への下降リスクを来週に持ち越すことになろう。
[予想レンジ]上限21250円-下限21000円
《FA》
提供:フィスコ