【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にバロック
バロック <日足> 「株探」多機能チャートより
16日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高166億900万円、営業利益18億8000万円、純利益9億7600万円となった。前期に決算期を変更したため、前年同期との比較はないものの、会社発表の参考実績との比較では、売上高は前年同期比1.1%減、営業利益は同37.0%増、純利益は同75.8%増と大幅増益となったという。
国内で、主力ブランドの「MOUSSY」や百貨店系アパレルブランドの「ENFOLD」、シューズ専門ブランドの「STACCATO」などが売り上げを牽引。また、プロパー販売の強化が奏功したほか、仕入れ原価率の低減などで売上総利益率が改善したことなどが寄与した。
同時に、110万株(発行済み株数の3.00%)、または10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は7月17日から10月31日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的としている。
これらを受けて、株価は一時ストップ高の1077円に上昇。利益確定売りも出たものの、その後も高値圏で推移しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。
なお、20年2月期通期業績予想は、売上高679億4500万円、営業利益46億6900万円、純利益28億9500万円の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)