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【材料】そーせいが大幅反落、国内大手証券が投資評価を引き下げ

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより
 そーせいグループ<4565>が大幅反落している。SMBC日興証券が11日付で、投資評価を「1」から「2」とし、目標株価を4250円から2400円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 アラガン社に導出し、アルツハイマー病を対象に開発が実施されていたたM1受容体作動薬HTL0018318は18年9月、サルを対象とした試験で予期しない毒性所見(希な腫瘍への変化を複数確認)が確認され、原因調査のため、開発の自主的中断が発表された。現在も原因調査中であり、開発スケジュールが不透明な状態が続いていることや、他社でもアルツハイマー病治療薬の開発中止が相次いでいることを考慮し、成功確率を25%から5%に引き下げたという。また、18年3月にTEVA社から返還されたCGRP受容体作動薬のロイヤルティー、マイルストン収入を同証券予想から外したことなどが理由としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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