【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … イオン、オンワード、アークス　(7月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ベルク <9974>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.5％減の21.6億円に減り、通期計画の105億円に対する進捗率は20.6％となり、5年平均の23.7％とほぼ同水準だった。

▲No.2　ミニストップ <9946>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は19.8億円の赤字(前年同期は2.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　Ｆブラザーズ <3454>
　19年11月期第2四半期累計(18年12月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比96.7％減の0.9億円に大きく落ち込み、通期計画の31.7億円に対する進捗率は3.0％にとどまり、5年平均の59.9％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9974> ベルク 　　　　東１　　 -4.60 　　7/ 5　　　1Q　　　 -3.53
<9946> ミニストップ 　東１　　 -4.42 　　7/ 5　　　1Q　　　　赤拡
<3454> Ｆブラザーズ 　東１　　 -3.72 　　7/ 5　　上期　　　-96.67
<8016> オンワード 　　東１　　 -3.57 　　7/ 5　　　1Q　　　-22.34
<3385> 薬王堂 　　　　東１　　 -3.32 　　7/ 5　　　1Q　　　　2.95

<8267> イオン 　　　　東１　　 -2.90 　　7/ 5　　　1Q　　　-39.77
<9948> アークス 　　　東１　　 -2.14 　　7/ 5　　　1Q　　　-18.30
<9787> イオンディラ 　東１　　 -1.37 　　7/ 5　　　1Q　　　　0.16
<3396> フェリシモ 　　東１　　 -1.27 　　7/ 5　　　1Q　　　-85.59
<3321> ミタチ産業 　　東１　　 -0.96 　　7/ 5　本決算　　　-24.07

<7512> イオン北海道 　東１　　 -0.27 　　7/ 5　　　1Q　　　 -2.27
<9414> ＢＳ１１ 　　　東１　　 -0.09 　　7/ 5　　　3Q　　　-35.31

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース