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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ファストリ、日水、ワークマン

ファストリ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユーザーローカル <3984>  4,705円  +530 円 (+12.7%) 一時ストップ高   本日終値
 ユーザーローカル<3984>が一時ストップ高まで買われ、新値追いとなっている。同社が手掛ける人工知能(AI)を活用した自動応答システム「サポートチャットボット」を採用する企業や自治体が増えていることが評価材料となったもよう。直近では、5月中旬からゴルフダイジェスト・オンライン<3319>に「サポートチャットボット」を提供しているほか、6月下旬にはサカタのタネ<1377>への提供を開始。この日は、愛知県豊明市と共同で「サポートチャットボット」による住民向け自動応答サービスの実証実験を開始したことを発表している。

■サカイ引越センター <9039>  6,600円  +270 円 (+4.3%)  本日終値
 サカイ引越センター<9039>が後場一段高。同社はきょう午前11時に、6月度の売上高(速報)が63億6300万円(前年同月比14.0%増)になったと発表。11カ月連続で前年実績を上回り、伸び率が5月(同5.8%増)から拡大したことが好感されたようだ。6月度は、中部・東海地区が前年同月比16.6%増となったのをはじめ、北海道・東北地区、関東地区、近畿地区、中国・四国地区、九州・沖縄地区も10%超伸長した。

■日本水産 <1332>  696円  +27 円 (+4.0%)  本日終値
 日本水産<1332>、マルハニチロ<1333>など水産株が高い。全般相場は為替のドル安・円高などを背景に軟調な地合いにあるが、半導体、電子部品、FA関連株などが目先利益確定売りに押される一方で、ディフェンシブストックにリターンリバーサル狙いの買いが向かった。水産株はPERなど株価指標面で割安で、きょうは業種別値上がり率でトップに買われるなど目先ハイテクセクターからの資金シフトの動きが目立っている。

■寿スピリッツ <2222>  5,420円  +200 円 (+3.8%)  本日終値
 寿スピリッツ<2222>が大幅反発。東海東京調査センターが2日付で、投資判断「アウトパフォーム」を継続しつつ、目標株価を5150円から6300円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同センターでは、消費者の低価格指向の影響を受けにくい“お土産”の製造・販売会社であり、他の食料品会社との相対的評価が高まることや、“お土産”であるがゆえに高利益率が追求可能であり、能動的に価格設定ができること、更に、ブランドを築きながら積極的な首都圏エリア展開による売り上げの拡大などで、好業績が継続すると予想。20年3月期業績は、営業利益72億1000万円(前期比20.7%増)を見込み、会社計画の営業利益69億7000万円を上回ると予想している。

■ワークマン <7564>  5,170円  +170 円 (+3.4%)  本日終値
 ワークマン<7564>が4連騰で75日移動平均線との下方カイ離をほぼ解消、5000円台地相場への復帰を明示している。作業服販売チェーンの最大手で、低価格路線で全国展開し顧客ニーズを捉えている。また、店舗併設により高機能ウエアの新業態「ワークマンプラス」も積極出店し業容拡大が続く。月次売上高は高水準の伸びを長期にわたり継続、6月の既存店売上高は前年同月比35.8%増、全店ベースでは40.2%増の高変化をみせ、衣料品・服飾業界ではその伸び率で一頭地を抜く状況。PERは38倍台と高めながら高成長期待を背景に継続的な投資資金が流入し、株高を演出している。

■ファーストリテイリング <9983>  66,830円  +1,740 円 (+2.7%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>は反発。2日の取引終了後に発表した6月の国内ユニクロ売上高速報で、既存店及びEコマース売上高が前年同月比27.3%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。「ユニクロ誕生感謝祭」を5月から6月に後ろ倒した影響が出たほか、夏物商品の販売が好調だったことが寄与し大幅な増収となった。なお、感謝祭の影響で客数が同25.6%増と大幅増となり、客単価は同1.4%増だった。

■Sansan <4443>  5,990円  +140 円 (+2.4%)  本日終値
 Sansan<4443>が続伸し新高値。同社は名刺管理サービスの最大手で法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」とSNSの仕組みを取り入れた個人向けの名刺アプリ「Eight」を展開。先月19日に東証マザーズに新規上場し、公開価格4500円を5.8%上回る4760円で初値をつけた。上場初日にストップ高となる5460円まで上昇。上場2日目の同20日に5890円の高値をつけた後は、きのう7月2日に5930円まで買われ上場後の高値を更新。この日は初の6000円に乗せた。「日本のビジネス文化である名刺を活用したシステム構築に向けた潜在成長性は高い」(アナリスト)と評価する見方が出ている。同社は今月12日に決算発表を予定している。19年5月期の連結営業損益は9億3800万円の赤字(前5月期は30億6100万円の赤字)が見込まれているが、「これまでの赤字は大量に投入したテレビCMの影響もある」(同)とみられており、来期以降の業績改善が期待されている。

■サムティ <3244>  1,679円  +37 円 (+2.3%)  本日終値
 サムティ<3244>が高い。午前11時ごろに発表した第2四半期累計(18年12月~19年5月)連結決算が、売上高478億2700万円(前年同期比3.3%増)、営業利益139億4100万円(同53.0%増)、純利益90億4400万円(同59.9%増)と大幅営業増益となり、通期計画に対する進捗率が営業利益で87%に達したことが好感された。主力の不動産事業が好調に推移したことが寄与した。なお、19年11月期通期業績予想は、売上高860億円(前期比2.0%増)、営業利益160億円(同14.0%増)、純利益95億円(同11.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■SPDR <1326>  14,480円  +270 円 (+1.9%)  本日終値
 SPDRゴールド・シェア<1326>や金価格連動型上場投資信託<1328>、純金上場信託(現物国内保管型)<1540>といった金価格連動のETF(上場投信)が値を上げた。2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は一時、前日比18.7ドル高の1トロイオンス=1408.0ドルと反発。金価格は先月25日に一時、1442.9ドルと13年5月中旬以来、ほぼ6年ぶりの高値に上昇したが、その後も高値圏で頑強な値動きを続けている。米長期金利低下によるドル安基調が強まるなか、ドルの値動きと逆相関する特性を持つ金に投資資金が向かっている。

■アスクル <2678>  2,376円  +42 円 (+1.8%)  本日終値
 アスクル<2678>が反発。2日の取引終了後、事業拡大に伴い今後も継続して増加が見込まれる出荷量に対応するため、BtoB事業の新物流拠点「(仮)ASKUL新東京センター」を東京都江戸川区に新設すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。新東京センターは、日本自動車ターミナル(東京都千代田区)が建設を進めている「葛西トラックターミナルA棟(仮称)」を全棟賃借するもので、21年8月の竣工、22年2月の稼働を予定。次世代のBtoB事業の中核を担う戦略的位置づけの物流センターとしており、東日本エリアの顧客にに対するサービス進化の拠点とする計画だ。

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