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【市況】東京株式(前引け)=反落、円高など嫌気してハイテク中心に売られる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前営業日比145円54銭安の2万1608円73銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億9064万株、売買代金概算は9321億8000万円。値上がり銘柄数は805、対して値下がり銘柄数は1230、変わらずは114銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り優勢の地合いで、商い低調ななか寄り後も次第安の展開を強いられた。外国為替市場で1ドル=107円50銭台まで円高が進んだことで、主力株中心に逆風が強い。政府による韓国への半導体材料輸出規制の動きが日本のハイテク企業の業績に影響を与えるとの思惑も重荷となっている。

 個別では東京エレクトロン<8035>が軟調、キーエンス<6861>が安く、安川電機<6506>は大きく値を下げた。花王<4452>、資生堂<4911>なども下落。アダストリア<2685>が急落したほか、CKD<6407>の下げも目立つ。半面、ファーストリテイリング<9983>が大幅高で売買代金もトップ。任天堂<7974>もしっかり。ダイキン工業<6367>が強い動きをみせ、住石ホールディングス<1514>が急動意。ジーンズメイト<7448>がストップ高に買われ、日本鋳鉄管<5612>、エンビプロ・ホールディングス<5698>なども値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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