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【材料】アンリツ、アルチザなど5G関連に物色の矛先、信号機開放で5G基地局整備加速の思惑

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンリツ<6754>が反発し1700円台を回復したほか、アルチザネットワークス<6778>も買い優勢となり、1000円大台目前まで切り返してきた。政府が6月中旬にも閣議決定する新たなIT戦略の概要について、4日付けの日本経済新聞が「自治体が全国に設置している約20万基の信号機をNTTドコモなど国内通信4社に開放し、次世代通信規格『5G』の基地局として利用できるようにする」と報じている。これが5G関連株に改めて投資家の視線を向かせる材料となった。なかでも、通信計測器は端末や基地局の評価で必須で高水準の需要が見込まれる。端末向け計測器ではアンリツが国内メーカーで断トツ、一方、基地局向けではアルチザが国内メーカーでは競合がいない状態。信号機の開放で基地局インフラが一気に進むとの思惑は、アルチザに強力な追い風材料となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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