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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):三菱UFJ、トヨタ、NSD

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
■三菱UFJ <8306>  497円  -4.1 円 (-0.8%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調。景気減速懸念を背景に世界的に株式から債券市場に投資資金がシフトする動きが強まっており、米長期金利の急低下もその流れを如実に映している。米10年債利回りは直近2.12%と1年8カ月ぶりの低水準まで下落、長期金利を短期金利が上回る逆イールド現象が進んでおり、これを背景に前週末の米国株市場ではゴールドマン・サックスをはじめ大手金融株が軒並み売られ全体指数の下げを助長した。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形でメガバンクに売りが続いた。

■トヨタ自動車 <7203>  6,343円  -41 円 (-0.6%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が4日続落。米中貿易摩擦問題が激化するなか、世界景気の減速懸念と為替の円高進行が投資家のセンチメントを悪化させている。特に同社株をはじめ為替感応度の高い自動車セクターには強い逆風が意識される場面。ドル円相場は足もと1ドル=108円台前半まで円が買われており、20年3月期想定為替レートを1ドル=110円に設定している同社も収益デメリットに対する警戒感が強い。

■NSD <9759>  3,015円  -10 円 (-0.3%)  本日終値
 NSD<9759>は反落。5月31日の取引終了後、5月8日に発表した自社株買いについて、上限を80万株または20億円から、120万株(発行済み株数の2.92%)または30億円に引き上げると発表したが、市場の反応は限定的のようだ。取得期間は6月21日までで、5月30日現在で28万1200株(8億7785万円)を取得しているという。同時に、30万株(発行済み株数の0.73%)を上限とする自社株を、6月3日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表した。5月31日終値3025円で取得し、取得価額の総額は最大で9億750万円となる。なお、取得結果はまだ発表されていない。

■ガーラ <4777>  339円  +80 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値
 ガーラ<4777>が全体地合い悪に逆行しストップ高。前週末取引終了後、韓国最大規模のデジタルIT企業であるMegazoneのクラウドサービス子会社と業務提携したことを発表、Megazone社が行うアマゾン ウェブ サービスの日本展開について全面的にサポートする計画。なお、Megazone Cloudを引受先とする76万3400株の第三者割当増資を実施する。更にVRプラットフォーム事業とVRテーマパーク事業を展開する韓国・GPM社と業務提携を締結したことも発表しており、これらによる今後の業容拡大期待が投資資金流入を誘った。

■トレファク <3093>  779円  +100 円 (+14.7%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 トレジャー・ファクトリー<3093>が後場急騰しストップ高。同社はきょう、アマゾンの「買取りサービス」サイト上で、ファッション専門宅配買取サービスの提供を開始すると発表。これが材料視されたようだ。これは、アマゾンのサイト上でブランド品や腕時計、レディース及びメンズファッション、バッグ、靴、財布、服飾小物など幅広いファッションアイテムの買い取りを行うサービス。同社はこのサービス提供を通じて、新規顧客の獲得や知名度向上を図るとしている。

■日本ラッド <4736>  966円  +96 円 (+11.0%)  本日終値
 日本ラッド<4736>は続急騰、全体地合い悪をものともせず、11.0%高の966円まで買われる人気となった。次世代通信規格5Gの基地局ベンダー向けに現場で書き換え可能な電子回路FPGAの需要が高まるなか、同社は国立大学法人の電気通信大学とFPGAを活用した高速処理装置の実用化に向けて技術面で連携するなど、同分野での展開力に期待が大きい。また、同社は人工知能(AI)ベンチャーの米ディメンショナル社と業務提携しているが、ディメンショナル社が持つ独自のAIサービスを活用した企業向けソリューションで商機を広げる計画にあり、これも材料視されたようだ。

■バルテス <4442>  2,079円  +189 円 (+10.0%)  本日終値
 バルテス<4442>が急伸し一時、前週初日327円(17.3%)高の2217円に買われた。同社は5月30日に東証マザーズ市場に新規上場し、初日はカイ気配のまま終了。2日目の31日に公開価格660円の2.8倍にあたる1820円で初値を付けると、その後2093円まで買われ、結局1890円で2日目の取引を終えた。米中貿易摩擦の長期化懸念から、東証1部市場だけではなく新興株市場も冴えない展開となっているが、IPO銘柄ならではの値動きの軽さから、目先筋の短期資金を集めたようだ。

■ウインテスト <6721>  112円  +10 円 (+9.8%)  本日終値
 ウインテスト<6721>は後場急伸。午後0時30分ごろ、国内大手電気機器メーカーからLCDアレイ検査装置「WTS-311」シリーズを受注したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。受注金額は約1億円で、20年7月期に売り上げ計上を見込んでいるとしている。

■スマートバリュー <9417>  756円  +48 円 (+6.8%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 スマートバリュー<9417>が4日ぶりに大幅反発し、一時前日比11.9%高と東証1部値上がり率3位に買われる人気となった。同社は独立系IT企業として自治体向けクラウドサービスやドコモショップを運営している。5月31日引け後に日本発のブロックチェーンを用いた住民ID基盤の「Gaas(Government as a Service)」を公開し、行政サービスをデジタル化するプラットフォームとして全国展開すると発表した。会社側は業績に与える影響は現段階において軽微としながらも、中長期的には収益向上に寄与するものとしており、マーケットからの注目を集めている。

■ハナツアーJ <6561>  1,408円  +63 円 (+4.7%)  本日終値
 HANATOUR JAPAN<6561>が大幅続伸。1日付の日本経済新聞朝刊の「好調中堅企業の素顔」で紹介されており、これを好材料視した買いが入ったようだ。記事によると、「韓国、中国、台湾などアジアからの観光客の増加を追い風に成長が続く」という。なお、5月14日に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、前期の自然災害の影響からの回復遅れなどが響き売上高22億1400万円(前年同期比1.2%減)、営業利益3億100万円(同33.3%減)だったが、19年12月期通期業績予想では売上高103億100万円(前期比30.5%増)、営業利益20億400万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。

●ストップ高銘柄
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 はてな <3930>  4,020円  -700 円 (-14.8%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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