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【市況】マザーズ指数は反落、買い一巡後は様子見姿勢が強まる/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ指数は反落となった。寄り付き前に発表された1-3月期の実質国内総生産(GDP)速報値を好感する格好から、主力市場は買い先行で取引を開始。新興市場も同様に買い先行からのスタートに。ただし、米中貿易摩擦への警戒感が漂う状況は変わっておらず、買い一巡後にマザーズ指数は前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。その後、前引けにかけてマザーズ指数は下げ幅を拡大、後場もじり安基調が続いた。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で924.62億円。騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり172銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、そーせい<4565>がマザーズ売買代金トップにランクイン。オンコリス<4588>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>などバイオ関連が売りに押される展開に。足元で強い値動きが続いていたインパクト<6067>やチームスピリット<4397>もやや利食い優勢。一方、プロレド<7034>は大幅に反発。6月11日を基準日として、1株を2株の割合で分割すると発表したことが材料視された。その他、日本ホスピス<7061>、グッドスピード<7676>、シノプス<4428>、ACSL<6232>など直近IPO銘柄の一角が買われた。
《FA》

 提供:フィスコ

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