【材料】中国塗料は後場急動意、発行済み株数４．１％相当の自社株買いにインパクト

　中国塗料<4617>は全般地合い悪に抗して後場プラス圏に切り返した。一時６％を超える上昇で１０７９円まで上値を伸ばす場面があった。船舶用塗料の国内トップメーカーで工業用塗料などにも展開する。きょう後場取引時間中に発表した２０年３月期の連結業績予想は、売上高が９００億円（前期比１．７％増）と増収を確保し、営業損益は１５億円（前期は５億８８００万円の赤字）、最終損益は１０億円（同７億１０００万円の赤字）と黒字化を見込んでいる。更に発行済み株式総数の４．１％に相当する２５０万株、２５億円を上限とする自社株買いを発表しており、これが株価にポジティブインパクトを与えた形だ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2019年05月09日 14時00分