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【材料】アズジェントが大幅続落、19年3月期業績は計画下振れで着地し期末一括配当を無配へ

アズジェント <日足> 「株探」多機能チャートより
 アズジェント<4288>が大幅続落している。7日の取引終了後、集計中の19年3月期単独業績について、売上高が48億円から30億2400万円(前の期比13.9%減)へ、営業損益が3億5000万円の黒字から1億7400万円の赤字(前の期7200万円の赤字)へ、最終損益を2億4500万円の黒字から1億2100万円の赤字(同7600万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。

 厚労省をはじめとした公共セクターの大型案件について、19年3月期から調達が本格化すると見込んでいたものの、次期後半以降にずれ込むことになったことが要因。また、過去に販売したセキュリティー機器のリプレイス需要が、対象システムの統廃合や競合製品との競争激化による影響で想定を下回ったことに加えて、近年取り扱いを開始した新商品の立ち上がりが想定よりも遅れたことなども響いた。

 なお、業績予想の修正に伴い、従来5円を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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