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【市況】NY株式:NYダウ48ドル安、決算発表を控えて手控えムード

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は48.49ドル安の26511.05、ナスダックは17.21ポイント高の8015.27で取引を終了した。今週は多くの主要企業決算が予定されており、発表内容を見極めたいとの思惑から売りが先行。米国が一部の国・地域に対してイラン産原油禁輸の適用除外措置を終了することが報じられ、原油高からS&P500及びナスダック総合指数は小幅上昇に転じたものの、航空機メーカーのボーイング(BA)の工場での杜撰な生産体制が報じられ、ダウは軟調推移となった。セクター別では、エネルギーやメディアが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや自動車・自動車部品が下落した。

原油相場の急騰で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が上昇。一方で、家庭用品小売のベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は、取締役会の一部刷新を発表したものの下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移となった。

トランプ大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)理事候補に利上げ反対派でカンザスシティ連銀幹部を務めた経歴のあるハーマン・ケイン氏を指名しない意向を示した。







Horiko Capital Management LLC

《FA》

 提供:フィスコ

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