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【材料】川崎汽が急反落、国内大手証券が目標株価を引き下げ

川崎汽 <日足> 「株探」多機能チャートより
 川崎汽船<9107>が急反落し昨年来安値を更新。全般相場の下落に加えて、SMBC日興証券が22日付で、投資評価「3」を継続しつつ、目標株価を1400円から1000円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 同証券では、21日付の日本経済新聞朝刊で「500億円弱の資金を新たに調達する方針を固めた。3月中にも主要銀行から劣後ローンを借り入れる見通しだ」と報じられたことを受けて、劣後ローンの借り入れが実行されれば、信用格付け面での資本強化は一定程度図れると評価。ただ、3月7日に発表した特別損失の計上などにより、(1)自己資本比率は依然10%台にとどまること、(2)20年3月期以降の資本蓄積のペースは緩やかになるとみていることなどから、業績面、財務面での苦しい状況が続くと指摘している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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