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【市況】米国株見通し:米中協議の進展期待再燃もFOMC声明見極め

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2840.00(+ 3.50) (18:15現在)
ナスダック100先物  7386.75(+10.25) (18:15現在)


 18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は40ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばいで推移。こうした流れを受け、20日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。


 アメリカと中国が閣僚級の通商交渉を来週北京で再開すると報じられており、合意に向けて詰めが行われるとの期待が広がりそうだ。一方、本日最終日となる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ見通しを引き下げるとの見方があるほか、バランスシート縮小策を巡る方針を明確化する見通しだが、想定内であれば織り込み済みとしていったん売りになる可能性も。NY原油先物は、高止まりの状態だが、米国原油在庫の増加予想で上値がやや重くなり、もみ合い展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標はない。決算発表は、マイクロン・テクノロジー、ゼネラルミルズなどが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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