市場ニュース

戻る
 

【特集】GMOメディア Research Memo(6):19年12月期は新規事業への投資を継続しつつ増収増益を目指す

GMOメディ <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2019年12月期の業績見通し
GMOメディア<6180>の2019年12月期の業績は、売上高で前期比1.4%増の4,600百万円、営業利益で同6.1%増の300百万円、経常利益で同5.7%増の297百万円、当期純利益で同1.8%増の200百万円と増収増益を見込んでいる。ソーシャルメディアについては引き続き低迷が続くことを前提にコストコントロールを行いながら、マイナスの影響を最小限に食い止め、ECメディアでの売上最大化に取り組むことで増収増益を目指す計画となっている。その他メディア支援事業については横ばいを前提にしている。

四半期ベースで見れば、季節要因もあって第1四半期は前四半期比で増収増益となるものの、前年同期比では減益となる可能性が高い。前年同期はその他メディア支援事業において大型スポット案件の利益貢献が大きかったが、2019年12月期第1四半期は同規模の大型案件が予定されていないためだ。ただし、コア事業であるメディア事業についてはポイントメディアやゲーム課金収入の増加により増収増益になるものと見込まれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均