【告知】業績表における「1株利益」表記基準変更のお知らせ
日頃より、有望株発掘サイト「株探」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、株探で掲載している業績表の「1株利益」の表記基準を「修正・1株利益」に変更しましたので、ご案内申し上げます。
株探では、「1株利益」は最終利益(税引き後利益)を各決算期の期中平均発行済み株式数(自己株式を除く)で除した数値を掲載していました。今回、過去に株式分割や株式併合などが実施された以前の1株利益を現時点の1株利益を基準とした相対的な1株利益に換算した「修正・1株利益」に変更し、掲載することにいたしました。
これにより、1株利益の連続した成長性がわかるため、投資判断の指標としてより有効性が高まります。例えば、株探プレミアムでご提供するKDDI <9433> の20年間業績推移では下図のように変更になります。KDDI は2012年10月に1→100の株式分割、2013年4月に1→2の株式分割、2015年4月に1→3の株式分割を実施しています。従来の「1株利益」は決算発表時点での1株利益を表記しており、株式分割などが実施される場合、その前後の実質的な増減を示していませんでした。それに対して、「修正・1株利益」は株式分割などを調整してその前後の実質的な増減を示しており、1株利益の連続的な成長度合いが確認できます。
KDDI <9433> の20年間業績推移 従来版と最新版
●KDDIの従来の調整前「1株利益」推移
●KDDIの調整後「修正・1株利益」推移
このように「修正・1株利益」は、株価の評価に使われる1株利益の連続性を確保した表記により、投資家の皆様が中長期的な投資判断をする上でより有効な参考情報となります。
なお、昨年以前に新規公開した企業については、上場日以前の決算期における1株利益は修正・1株利益への調整は行っておりません。
株探では今後、1株配当および1株純資産についても段階的に株式分割や株式併合などを調整した「修正・1株配当」、「修正・1株純資産」に変更する予定です。
今後も、「株探」では投資情報・機能の充実や使い勝手の向上を進めて参りますので、何卒ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
2019年3月15日
株探運営事務局 広報
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