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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ZOZO、レオパレス、キーエンス

キーエンス <日足> 「株探」多機能チャートより
■アトラエ <6194>  3,445円  +335 円 (+10.8%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 アトラエ<6194>が続急騰。IT系企業向けなどを主要とした転職者向け求人サイトを運営、成功報酬型求人メディア「Green」の運営が好調で、成約ごとに企業から受け取る収入が伸びて業績を押し上げている。4月から施行される「働き方改革関連法」や「改正出入国管理法」などを受け、人材サービス関連企業にとってはビジネスチャンスの拡大が意識されるが、同社は求人需要が特に旺盛なIT分野の需要取り込みで収益成長への期待が大きい。19年9月期については売上高が30億円(前期比30.1%増)予想とトップラインの伸びが顕著、営業利益は7億円(同1.3%増)と微増を見込むが、第1四半期時点で前年同期比5割増の2億2500万円に達しており、通期も上振れの可能性がある。

■ZOZO <3092>  2,043円  +91 円 (+4.7%)  本日終値
 ZOZO<3092>が3連騰で底離れが鮮明。上げ足もさることながら活況商いが際立ち、午後2時現在で売買代金はソフトバンクグループ<9984>を上回り東証1部上場企業の中で第2位にランクインしている。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するが、オンワードホールディングス<8016>や4℃ホールディングス<8008>など有名ブランド退店の動きが相次いだことなどを嫌気され、株価は昨年来大幅な調整を余儀なくされていた。しかし、「それでも全体業績に与える影響という点では軽微、思惑先行で売られ過ぎ」(国内中堅証券)という見方があり、空売りの買い戻しを急ぐ動きがここにきて活発化しているもようだ。信用取組は売り残が急増する一方で買い残は減少、信用倍率は直近2月15日申し込み現在で0.99倍とがっぷり四つの状態。また、日証金では株不足となっており逆日歩がつく状況にある。

■レオパレス21 <8848>  216円  +9 円 (+4.4%)  本日終値
 レオパレス21<8848>が急反発。出来高は全市場ベースで群を抜いてトップとなっている。アパートの施工不良問題に伴う経営面への不安が株価を急落させたが、足もとは短期リバウンド狙いの買いが優勢となっている。米系ファンドなどが相次いで保有していた同社株について売却する動きをみせる一方、直近は国内大手証券が同社株を5%超保有することが判明(証券業務による保有)、株式需給面での思惑が錯綜している。ただ、これまでの下落率を考えると戻り足の鈍さは否めない。日証金が22日付で貸株利用など貸借取引で注意喚起銘柄に指定、取引規制の動きも上値を重くしているようだ。

■キーエンス <6861>  68,050円  +2,820 円 (+4.3%)  本日終値
 キーエンス<6861>が大幅高。2500円を超える上昇で上放れ加速、上値のフシとして意識されていた10月2日につけた戻り高値6万8100円の払拭を目前に捉えている。FA用センサーのトップメーカーで、中国をはじめとする世界景気減速懸念の後退で目先買い戻しが急となっている。同社株はファンド筋の貸株調達による空売りが溜まっていた可能性があり、踏み上げ相場的な戻り足をみせている。米中貿易摩擦問題については、トランプ米大統領が3月1日を期限としていた貿易交渉の期限を延期し、中国製品の関税引き上げをとりあえず見送ることを表明、これが同社株にもポジティブに作用している。19年3月期の業績見通しを会社側は開示していないが、18年4~12月期の段階で営業利益は前年同期比2ケタ伸長を確保しており、市場では通期営業利益についても前期比12~16%程度の伸びを見込む声が強い。

■富士ソフト <9749>  4,465円  +180 円 (+4.2%)  本日終値
 富士ソフト<9749>が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を7250円から7300円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、機械制御系(FA制御など)及び自動車関連の組み込みソフトを牽引役とする持続的成長を見込んでおり、牽引役の一つである自動車関連は18年12月期売上高171億円(前期比27%増)と好調で今後も2ケタ増収基調を予想。また、FA制御も好調で18年12月期増収率は2割程度で、かつ10~12月期は3割程度に加速したと指摘している。

■北越工業 <6364>  1,204円  +47 円 (+4.1%)  本日終値
 北越工業<6364>が後場急上昇。午後1時ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を370億円から396億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を47億8000万円から52億6000万円(同15.3%増)へ、純利益を32億5000万円から36億6000万円(同13.2%増)へ上方修正したことが好感された。国内では首都圏を中心とした再開発やインバウンド景気などを背景に建設機械の出荷が堅調に推移したほか、海外では現地のニーズに沿った新機種の投入効果があり、売上高が前回予想を上回る水準で推移していることが要因。また、工場の操業度向上効果も寄与するとしている。あわせて、業績予想の修正に伴い、従来15円を予定していた期末配当を5円増額して20円にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は35円(従来予想30円)となり、前期実績に対しては1円の増配になる予定だ。

■アマダホールディングス <6113>  1,187円  +35 円 (+3.0%)  本日終値
 アマダホールディングス<6113>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付で投資判断「オーバーウエート」を再強調し、目標株価を2000円から2200円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、日本や米国で主力製品の販売が好調に推移していることに加えて、新製品効果による単価上昇や製品ミックス改善で収益性も改善していると評価。19年3月期の営業利益予想を442億円から476億円へ、20年3月期を同487億円から533億円へ、21年3月期を同511億円から570億円へ上方修正している。

■ミロク情報サービス <9928>  2,918円  +74 円 (+2.6%)  本日終値
 ミロク情報サービス <9928> が10日続伸。22日大引け後、19年3月期の期末一括配当を従来計画の30円→34円(前期は27円)に増額修正したことが買い材料視された。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比14.4%増の32.9億円と8期連続の最高益更新を見込む。

■日本ライフライン <7575>  1,810円  +42 円 (+2.4%)  本日終値
 日本ライフライン<7575>が続伸。同社は22日、米エンドロジックス社製の腹部大動脈瘤治療用ステントグラフト「Ovation(オベイション)」の薬事承認を取得したと発表。「Ovation」は、2016年7月に米エンドロジックス社と独占販売契約を取得し、国内販売に向けて導入準備を進めていたもの。金属製の網状のワイヤーであるステント部分とポリエステル製のグラフト(人工血管)部分が重ならない独自構造を採用することで、収縮時における直径を細く抑えるとともに、高い柔軟性を実現している。

■インソース <6200>  2,414円  +54 円 (+2.3%)  本日終値
 インソース<6200>が後場上げ幅を拡大。この日正午ごろ、グループ会社のミテモが、企業向けeラーニングコンテンツ「STUDIOパッケージ」の新シリーズ「STUDIO Partners パッケージ」を3月1日から提供を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。「STUDIO Partners パッケージ」は、各分野の中でも特に専門知識や経験が特に豊富なスペシャリストが講師・監修する、実践的で付加価値の高い教育動画を揃えたパッケージ。提供価格はコンテンツ買いきりで100万円としており、第1弾としてシリーズ累計で29万部売れている書籍「たった1日で即戦力になるExcelの教科書」の著者であり、すごい改善(東京都中央区)の吉田拳代表が開催するExcelセミナー講座を動画化した「仕事で使いこなすExcel、100の極意マスター講座」を提供するとしている。

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