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【市況】20日の株式相場見通し=戻り売りへの警戒感から手控え姿勢強まる

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなかで売り買いともに手控え姿勢が一段と強まりそうだ。日経平均は、心理的なフシ目とされる2万1500円に接近してきたこともあり、戻り売りへの警戒感から買い上がる勢いが後退しているようだ。20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円60銭台での推移となっている。

 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末15日に比べ8.07ドル高の2万5891.32ドルと小幅続伸した。米中通商協議の動向などへの関心が強まるなか、NYダウは小幅に上昇し昨年11月初旬以来、3カ月ぶりの高値水準で推移した。この日、好決算を発表したウォルマートが買われ、プロクター&ギャンブルやウォルトディズニーなど小売りや消費関連株がしっかり。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)といった主力IT関連株も高い。一方、キャタピラーやマイクロソフト、アメリカン・エキスプレスが安い。ナスダック総合株価指数は、同14.356ポイント高の7486.766と7日続伸した。

 日程面では、1月の貿易統計、1月の訪日外国人客数、1月のコンビニエンスストア売上高に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月29・30日開催分)が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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