【市況】明日の株式相場見通し=米中貿易協議にらみ神経質な展開、週末で持ち高調整の売り優勢
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、米中貿易協議の進展期待などから前日の米株式市場でNYダウ平均株価が続伸したことや、きょう取引時間中に外国為替市場で1ドル=111円台まで円安・ドル高が進行したものの、前日までの大幅続伸の反動もあり利益確定の売りが優勢となり、日経平均は小幅ながら3日ぶりに反落した」との見方が出ていた。
14日の東京株式市場は強弱感が対立、目先利益確定売りと押し目買いの動きが交錯し、前日終値近辺で方向感に欠ける値動きに終始した。日経平均株価終値は、前日比4円77銭安の2万1139円71銭と3日ぶりに小幅反落した。
日程面では、海外で米1月の鉱工業生産・設備稼働率、中国1月の消費者物価・生産者物価、米2月のNY連銀製造業景気指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)