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【市況】米国株見通し:米中貿易協議に対する楽観的な見通しは後退か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2649.50(-14.00) (18:15現在)
ナスダック100先物  6748.75(-42.50) (18:15現在)


 18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は120ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比1.00ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、28日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。



 米連邦準備制度理事会(FRB)がバランスシート縮小ペースの鈍化を検討するとの思惑や、米政府機関の一部閉鎖が2月15日まで一時的に解除されたことが引き続き好感されよう。ただ、30-31日開催の米中の閣僚級貿易協議に対する楽観的な見通しは後退しているようであり、警戒的な売りが勝る可能性がありそうだ。NY原油先物は、米国の生産拡大姿勢の再燃などから売り優勢の展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標は12月シカゴ連銀全米活動指数と1月ダラス連銀製造業活動指数。ダラス連銀指数は2カ月連続のマイナスが予想されており、株式市場にはネガティブな材料になるとみられる。決算発表は、キャタピラーが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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