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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ベネ・ワン、楽天、富士フイルム

ベネ・ワン <日足> 「株探」多機能チャートより
■ベネフィット・ワン <2412>  3,485円  +85 円 (+2.5%)  本日終値
 ベネフィット・ワン<2412>が3日続伸。昨年12月27日にマドを開けて買われて底値圏離脱、その後も目先筋の売りを吸収して上値追い態勢を強めている。安倍政権が掲げる「働き方改革」では、福利厚生や保険指導の代行サービスを提供する同社にとってもビジネスチャンスにつながっている。同一賃金同一労働への対応でも福利厚生サービスの需要拡大が促され、19年3月期営業利益は大口案件の受注効果で前期比21%増の75億円が見込まれている。20年3月期についても会員数の増勢は続き、市場では2ケタ増益基調がキープされるとの見方が強い。

■楽天 <4755>  798円  +15 円 (+1.9%)  本日終値
 楽天<4755>の上値追いが続いている。同社は8日取引終了後、台湾での銀行業参入を目指し、台湾の金融会社であるウォーターランド・フィナンシャル・ホールディングスと合弁会社を設立することを発表した。金融事業の海外展開により業容拡大への期待が高まり、目先筋の買いを誘導した。

■富士フイルム <4901>  4,389円  +38 円 (+0.9%)  本日終値
 富士フイルムホールディングス<4901>は反発。岩井コスモ証券は8日、同社の投資判断B+、目標株価4860円を継続した。ドキュメントソリューション事業における収益性改善と構造改革が奏功し、今期と来期2期連続の大幅営業増益予想の達成確度が高く、来期以降についてはバイオ医薬品や再生医療の成長ポテンシャルに注目したいとしている。また、米ゼロックス社との買収交渉について進展がないことは株価に織り込み済みと指摘。19年3月期連結営業利益について、前期比で62%増の2000億円、20年3月期は今期予想比25%増の2500億円になるとみている。

■片倉工業 <3001>  1,160円  +7 円 (+0.6%)  本日終値
 片倉工業<3001>が4日続伸と上値指向を強めてきた。昨年10月以降の下落相場では、25日移動平均線が一貫して上値抵抗ラインとなっていたが、今回の戻り局面でそこから上に放れるか正念場にある。同社は繊維事業を祖業とするが、不動産開発や医薬品事業にも展開している。8日取引終了後、経皮吸収型・β1遮断剤「ビソノテープ」について、頻脈性心房細動の効能・効果の承認を取得したことを発表。また、減量用量の新規格である「ビソノテープ2mg」の製造販売承認を取得したことも合わせて発表しており、これが株価の刺激材料となっている。

■4℃ホールデ <8008>  2,006円  -199 円 (-9.0%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 ヨンドシーホールディングス <8008> が続急落し、昨年来安値を更新した。8日大引け後に発表した19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終利益が前年同期比75.6%減の8.1億円に大きく落ち込んで着地したことが嫌気された。アパレル事業は好調だったものの、主力のジュエリー事業でブライダルジュエリーの販売が低迷したことが響いた。関係会社株式売却に伴い、税金費用18.9億円を計上したことも最終利益を圧迫した。通期計画の28億円に対する進捗率は29.1%にとどまり、計画未達を懸念する売りが向かった。

■太陽誘電 <6976>  1,564円  -73 円 (-4.5%)  本日終値
 太陽誘電<6976>、TDK<6762>、アルプスアルパイン<6770>など電子部品株は全般強調相場に逆行して軟調な値動きをするものが目立つ。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数は上昇したものの、半導体関連株は総じて売りに押される展開となった。市場では「太陽誘電は直近のモルガン・スタンレーMUFGの投資判断引き下げに反応した形だが、同業態の銘柄にも買い手控えムードが広がっている。韓国サムスン電子の決算が冴えなかったことや、米アップルの業績先行きに不安が募るなか、電子部品セクターはショートカバー(空売りの買い戻し)は入ってもそれに続く実需の買いが見込みにくい。」(準大手証券ストラテジスト)と指摘される。日本の大手電子部品メーカーはiPhoneの有力サプライヤーでもあるが、アップルの18年10~12月期の売上高が、従来予想比最大で10%減の840億ドルにとどまる見通しに下方修正された余韻を今なお引きずっている。

■イオンモール <8905>  1,735円  -42 円 (-2.4%)  本日終値
 イオンモール<8905>は続落。8日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年3~11月)連結決算は売上高2311億2600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益354億8800万円(同6.7%増)、純利益226億400万円(同14.9%増)と増収増益となったが、目先の材料出尽くし感から売られたようだ。国内の既存モールで2モールの増床と6モールのリニューアルを実施したほか、新フォーマットの「THE OUTLETS HIROSHIMA」など4モールをオープンしたことが寄与した。また海外事業(中国・ASEAN)では、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進み売上高が大幅に伸長したほか、営業損益が黒字転換し業績向上に貢献した。なお、19年2月期通期業績予想は、売上高3200億円(前期比11.1%増)、営業利益535億円(同8.7%増)、純利益320億円(同4.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■ダイキョーニシカワ <4246>  1,109円  -22 円 (-2.0%)  本日終値
 ダイキョーニシカワ<4246>が反落。SMBC日興証券が8日付で、投資評価「2」を継続しつつ、目標株価を1550円から1300円へ引き下げたことが弱材料視されたようだ。同証券では、マツダビジネス成長は期待できるが、西日本豪雨災害の影響は完全に取り戻せないことや、中米・北米セグメントなど外部環境の変化を織り込み、業績予想を見直し、19年3月期営業利益予想を155億円から140億円へ、20年3月期を同170億円から155億円へ、21年3月期を同180億円から160億円へそれぞれ下方修正している。

■AmidAH <7671>  2,000円  +400 円 (+25.0%) ストップ高   本日終値
 AmidAホールディングス<7671>など直近IPO銘柄が高い。値幅取りを狙った買いが値動きの軽い直近IPO銘柄に流入した。12月20日に東証マザーズに新規上場。印鑑及びスタンプを中心としたインターネット通販サイト「ハンコヤドットコム」の運営などを主な事業としている。同社株には、改元に絡み印鑑やスタンプへの特需思惑が浮上している。

●ストップ高銘柄
 AKIBA <6840>  2,055円  +400 円 (+24.2%) ストップ高   本日終値
 セリオ <6567>  879円  +150 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値
 NCホールディングス <6236>  639円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 麻生フオームクリート <1730>  520円  +80 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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