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【材料】ダイセキが大幅続伸、第3四半期増収増益と期末配当6円増額を好感

ダイセキ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイセキ<9793>が大幅続伸。7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年3~11月)連結決算が、売上高388億9900万円(前年同期比7.1%増)、営業利益70億6700万円(同8.4%増)、純利益46億9200万円(同7.8%増)と増収増益となったことに加えて、従来20円を予定していた19年2月期期末配当を6円増額して26円にすると発表したことが好感されている。

 引続き好調な国内鉱工業生産を背景に、主力の工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理業が順調に受注を伸ばしたほか、年初から受注単価の下落により採算が悪化した子会社ダイセキ環境ソリューション<1712>が手掛ける土壌汚染処理事業で、採算改善の兆しが見え始めたことが寄与した。

 通期業績予想は、売上高502億円(前期比2.0%増)、営業利益91億円(同3.6%増)、純利益60億円(同2.8%増)の従来見通しを据え置いている。なお、年間配当は46円となり、前期実績の40円に対しては6円の増配になる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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