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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):トヨタ、王将フード、ABCマート

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
■トヨタ自動車 <7203>  6,546円  +200 円 (+3.2%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が強調展開。前週末の米国株市場の大幅高で目先リスク選好の流れに戻っており、外国為替市場でもドルが買われ足もとは1ドル=108円50銭近辺の推移と円安方向に振れている。これを受け輸出採算の改善期待から為替感応度の高い自動車セクターは買い戻しの対象として浮上している。

■王将フードサービス <9936>  7,450円  +220 円 (+3.0%)  本日終値
 王将フードサービス<9936>が3日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した12月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.3%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。50周年を記念するスタンプキャンペーンやスマホアプリの導入などに加えて、12月14日からの年末年始お客様感謝キャンペーンや24日の「創業祭」の実施などが寄与した。

■エービーシー・マート <2670>  6,250円  +170 円 (+2.8%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>が堅調。5日付の日本経済新聞朝刊で「2018年3~11月期は、連結営業利益が前年同期比2%増の330億円強になったようだ」と報じられており、第3四半期累計期間として3年ぶりに最高益を更新したとの観測が好材料視された。記事によると、アスレジャーの流行が追い風となり、主力のスニーカーやアパレルの販売が好調だったほか、広告宣伝費の抑制が進んだことが寄与したという。なお、決算発表は1月9日を予定している。

■青山商事 <8219>  2,686円  +59 円 (+2.3%)  本日終値
 青山商事<8219>が小幅反発。全般相場が上昇するなか、同社株の下値を拾う動きが出ている。ただ、同社がこの日の午前中に公表した18年12月の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比3.8%減と3カ月連続で前年割れが続いている。暖冬の影響でスーツやコートを中心に冬物商品の売れ行きがさえない。こうしたなか、株価の上げ幅も2%程度に留まった。

■三越伊勢丹 <3099>  1,253円  +27 円 (+2.2%)  本日終値
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>は続伸。前週末4日の取引終了後に発表した12月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の既存店売上高は前年同月比1.2%減と5カ月ぶりに前年実績を下回ったが、全般市場高を受けてこれをネガティブ視する動きは限定的のようだ。12月は例年と比べて前半の気温が高く、主力の冬物アイテムが軒並み苦戦した。気温が例年並みに下がった後半から月末にかけて基幹店ではコートが2ケタ増と伸長したが、翌月にセールを控えていることから一部で買い控えも見られ、国内百貨店の既存店は前年実績を下回った。なお、免税売り上げは堅調に推移しており、ラグジュアリーブランドの衣料品や雑貨、化粧品への関心が引き続き高いという。

■サンバイオ <4592>  8,550円  +180 円 (+2.2%)  本日終値
 サンバイオ<4592>、JCRファーマ<4552>が大きく買われたほか、セルシード<7776>がストップ高となるなど再生医療分野に展開するバイオベンチャーが大きく買われた。再生医療では京都大学教授の山中伸弥氏のノーベル生理学・医学賞受賞で話題となった人工の多能性幹細胞iPS細胞が有名だが、そのほか細胞を培養して医薬品として活用する細胞医薬品分野でも研究開発が進んでいる。サンバイオは脳梗塞や外傷性脳損傷による身体麻痺を治療する再生細胞薬「SB623」が近い将来に上市される可能性が高く、これを材料に株価を変貌させたほか、JCRファーマは骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った「テムセル」が既に市場投入されている。また、セルシードは医療用細胞シートの開発を手掛け、細胞シートによる軟骨再生の先進医療認定が追い風材料となっている。このほか、関連株では富士フイルムホールディングス<4901>、グンゼ<3002>、オリンパス<7733>なども上昇した。

■松屋 <8237>  1,111円  +22 円 (+2.0%)  本日終値
 松屋<8237>は3日ぶりに反発。前週末4日の取引終了後に発表した12月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高が前年同月比1.9%増となり、5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。銀座店は、免税売上高はほぼ前年並みだったものの、気温が引き締まったことでコート・ニットなどの防寒衣料が好調に推移し、婦人衣料全体の売上高が前年を上回ったことが牽引した。一方の浅草店は、洋菓子・寿司弁当が好調だったものの、婦人衣料・生鮮三品・惣菜が伸び悩み、店全体の売上高は前年に届かなかった。

■ソフトバンク <9434>  1,419円  +20 円 (+1.4%)  本日終値
 ソフトバンク<9434>が5日続伸、昨年12月26日以降、全体相場の流れに関係なくじりじりと水準を切り上げている。12月19日に鳴り物入りで東証1部に上場したが、セカンダリー初日は大きく売り優勢に傾き公開価格を大きく下回った。しかし、その後は目先筋の売りが一巡し戻り足に転じている。今月末にTOPIXに組み入れられることで、指数連動型の買いニーズが期待されている。一方、親会社のソフトバンクグループ<9984>もきょうは先物主導のインデックス買いも効果もあって反発に転じている。

■アイレックス <6944>  2,629円  +500 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値
 アイレックス<6944>はストップ高で5連騰。株価は昨年12月26日に昨年来安値1407円をつけたが、そこから一気に浮上し70%を超える異彩の上昇パフォーマンスをみせている。通信系コア技術で優位性を持つシステム開発企業だが、NECグループを主要販売先としていることもあって、次世代通信規格5Gでビジネスチャンス拡大が期待されている。5Gインフラでは安全保障の問題から中国通信機器最大手ファーウェイなど中国製品が排除される方向で、同分野最大手であるNEC<6701>のシェアが伸びる公算が大きい。つれてアイレックスの収益へのプラスインパクトが想定される。

■カネヨウ <3209>  686円  +100 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 カネヨウ<3209>やリード<6982>、セキド<9878>などが急伸。東京証券取引所が4日の取引終了後、上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定した。18年12月の時価総額が、上場廃止基準に定める所要額である10億円未満となったことが要因で、猶予期間は9月30日までの9カ月間(ただし3月31日までに事業計画改善書を提出しなかった場合には3月31日までの3カ月間)。これを受けて、猶予期間入り銘柄解除のための株価対策への思惑から買いが入ったようだ。

■岡山製紙 <3892>  698円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値
 岡山製紙 <3892> [JQ]がストップ高。4日大引け後、19年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→5億7000万円に42.5%上方修正したことが買い材料視された。段ボールの需要拡大や原紙需給ひっ迫、値上げ浸透を背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。中国向け古紙の輸出規制で国内流通量が増加し、古紙価格が下落したことも利益を押し上げた。併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正し、増益率が5.1倍→7.7倍に拡大する見通しとなった。前日営業日終値ベースの予想PERが10.6倍→7.0倍に急低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。

●ストップ高銘柄
 NCホールディングス <6236>  459円  +80 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
 ベルトラ <7048>  620円  +100 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 カワセコンピ <7851>  504円  +80 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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