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【特集】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月18日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨晩のNYダウの大幅安と円高から、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。

 本日の下げは、10月26日以降のもちあいの動き終わり、すでに新たな下げの流れへ入っている可能性を示す動きのため、本日の価格が下げる場合、10月26日の安値2万0971円を一気に割れて、大陰線をつける展開になる可能性が出てきます。

 本年は、2万1500円を割れると、すぐに2万1500円以上へ値を戻し、年間を通じて2万1500円以下での下値堅さを示しています。

 2万1500円以下での下値堅さが現在も継続しているなら、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、2万1500円へ接近する程度まで上げる動きになるはずです。

 本日は、上下どちらへも大きく動く可能性があります。

 寄り付き後の方向によって、強弱が明確になると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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