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【材料】<動意株・14日>(前引け)=ジャパンディスプレイ、鎌倉新書、SKIYAKI

Jディスプレ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ジャパンディスプレイ<6740>=急伸。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が、中国のファンドや企業から支援を受ける方向で交渉していることが明らかになった」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。 記事によると、中国系の複数のグループが検討されているという。これに対して会社側では「当社が発表したものではない。外部との提携について協議を継続しており、交渉相手としては中国系企業も含まれるが、現時点で開示すべき具体的な決定事実はない」とのコメントを発表している。

 鎌倉新書<6184>=急反発。同社は13日の取引終了後、19年1月期の連結業績予想について、売上高を22億円から25億円(前期比46.3%増)へ、営業利益を5億2000万円から7億4000万円(同82.7%増)へ、純利益を3億4000万円から4億円(同57.5%増)へ上方修正したことが好感されている。ライフエンディング周辺事業への事業開拓や新規提携先の開拓、運営サイトのリニューアル、SEOの強化などの施策を行った結果、お墓・葬祭・仏壇事業のすべてで成長スピードが加速し、計画より大幅に成約数が増加したことが要因としている。

 SKIYAKI<3995>=大幅高。同社は音楽アーティストなどのファンクラブサイトを運営するほか、グッズ販売も手掛ける。業績は有料会員の増加で課金収入が伸び足もとの収益を押し上げている。13日取引終了後、19年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。売上高は28億2000万円(前年同期比59.4%増)と高い伸びを示した。同期間中の営業利益は1億900万円(同34.4%減)だったが、8~10月期については21.4%増と大幅な伸びを示しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期営業利益1億1100万円(前期比54.0%減)の計画に第3四半期時点で既にほぼ到達している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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