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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日エスコン、ZOZO、ソフトバンク

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本エスコン <8892>  708円  +41 円 (+6.2%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 日本エスコン <8892> が大幅反発。10日大引け後、18年12月期の連結経常利益を従来予想の102億円→104億円に2.5%上方修正。増益率が70.3%増→74.5%増に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。マンションの引き渡し戸数は計画を若干下回るものの、収益不動産の販売で採算が上向くことが利益上振れの背景。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の26円→32円(前期は18円)に増額修正した。前日終値ベースの期末配当利回りは4.8%に上昇し、権利付き最終日を25日に控え、配当取り狙いの買いなどが向かった。

■日総工産 <6569>  1,908円  +78 円 (+4.3%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 日総工産<6569>が後場一段高。同社はきょう、代表取締役社長の清水竜一氏がビジネス情報番組「賢者の選択 Leaders」に出演すると発表。放送日は、日経CNBC(CS全国放送)では16日の正午から、BS12トゥエルビ(BS全国放送)では16日の午後6時から、サンテレビ(地上波)では17日の午後10時からを予定。番組内では、ナビゲーターとの対談を通じて事業内容や取り組みなど、経営者としての想いを語るという。

■ZOZO <3092>  2,469円  +78 円 (+3.3%)  本日終値
 ZOZO<3092>が3日続伸。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を展開する。ゾゾタウンは取り扱いブランド数が拡大し増収基調にあるが、プライベートブランド拡大に向けた先行投資が利益面では重荷となっており、株価も7月下旬以降は一貫して調整局面にあった。ただ、足もとは売り一巡感が出ている。ここにきて急激に気温が低下していることから、冬物衣料が伸びるとの思惑も株価にプラスに働いているもよう。

■スギホールディングス <7649>  5,030円  +135 円 (+2.8%)  本日終値
 スギホールディングス<7649>が堅調。10日の取引終了後に発表された11月度の月次速報で、スギ薬局事業とジャパン事業を合わせたスギ薬局全体の既存店売上高が前年同月比1.1%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。単価が同1.1%減と下落が続いているものの、客数が2.2%増と増えたことが寄与した。なお、全店売上高は6.6%増だった。

■NIPPO <1881>  1,988円  +50 円 (+2.6%)  本日終値
 NIPPO<1881>が続伸。大和証券が10日付で、投資判断を「3」から「2」としたことが好感されている。同証券では19年3月期業績について、原材料高や、独占禁止法違反による1カ月の営業停止処分、自然災害の影響などを受けて、営業利益360億円(前期比7%減)と減益を予想。ただ、過去2年にわたる原材料高のトレンドが反転する可能性が高まったことや、堅調な舗装需要が期待できることなどから、20年3月期は同410億円(同14%増)と急回復を見込む。更に中長期的には、M&Aによる地域子会社の拡大や東南アジアでの合材事業拡大による緩やかな成長を想定している。なお、目標株価は2400円を継続した。

■ソフトバンクグループ <9984>  8,827円  +211 円 (+2.5%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が4日ぶり反発。ここ全体リスクオフ相場で先物主導の裁定解消売りを浴びたほか、通信障害問題やファーウェイ副会長逮捕など同社株にはネガティブな材料が相次いだ。しかしPERは10倍を割り込んでおり、目先需給面では空売り筋の買い戻しなども株価切り返しに反映されている。前日に通信子会社ソフトバンク<9434>の売り出し価格が1500円に決定、19日に東証1部に上場する予定で、同社は約2兆6000億円を調達することになる。これは、1987年に上場したNTT<9432>を大幅に上回る国内最大規模で、師走相場の最大のビッグイベントとなる。

■カプコン <9697>  2,150円  +44 円 (+2.1%)  本日終値
 カプコン<9697>が反発。午前10時ごろ、「モンスターハンター:ワールド」の超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」を、19年秋に配信開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームで、04年に第1作を発売して以降、今でも確実にファンを増やし、プレイステーション4、Xbox Oneおよびパソコン向け最新作の「モンスターハンター:ワールド」は1000万本を突破し、シリーズ累計販売本数5200万本を超える大ヒットシリーズ。「モンスターハンターワールド:アイスボーン」は、「ワールド」の有料での大型拡張コンテンツとして配信されるタイトルで、新たなクエストランク、アクション、フィールド、モンスター、武器防具を追加し、「ワールド」のエンディング後から始まる、さらなるストーリーを楽しむことができるとしている。

■ALBERT <3906>  14,830円  +300 円 (+2.1%)  本日終値
 ALBERT<3906>が反発。同社はディープラーニングを活用したビッグデータ分析サービスや、AIアルゴリズムの開発、システム実装までワンストップで手掛ける強みを持っている。今年5月のトヨタ自動車<7203>との資本・業務提携で一躍その技術力の高さにスポットが当たり、株価は大きく居どころを変えた。また、構造的な人材不足が浮き彫りとなっているデータサイエンティストの派遣・育成事業に注力、国内トップクラスともいえる人員の層の厚さも株価評価の礎となっている。今18年12月期営業損益は1億5000万円の黒字を見込むが、これは期中に2回の上方修正を行っており、期初予想は2000万円だった。今期はさらなる上振れの可能性を内包するほか、来19年12月期については3億8000~4億円と今期予想比2倍以上の伸びを見込む声も出ている。

■ウエルシア <3141>  5,880円  +100 円 (+1.7%)  本日終値
 ウエルシアホールディングス<3141>、クリエイトSDホールディングス<3148>、ツルハホールディングス<3391>、クスリのアオキホールディングス<3549>、スギホールディングス<7649>などドラッグストアに堅調な株価が目立つ。全般軟調相場のなか、主力輸出株を避け内需の好業績株に資金をシフトする動きがみられる。ドラッグストア業界は前年同月比売上高がプラスで推移する企業が多い。ウエルシアHDやスギホールディングスは前日に11月の月次売上高を発表しているが、全店ベースで前者は9.2%増、後者は6.6%増といずれもプラスとなっている。

■NTTドコモ <9437>  2,577.5円  +26 円 (+1.0%)  本日終値
 NTTドコモ<9437>やKDDI<9433>など通信株は堅調。19日に株式上場を予定しているソフトバンクの売出価格は10日に1500円で決定した。この日から14日までが申込期間となっており、市場には、ソフトバンクの初値に対する期待が膨らんでいる。個人の多くは新規資金を投入した様子だが、一部投資家は他の保有株を換金してソフトバンクの購入資金に充てる動きも出ていた様子。同じ通信株のNTTドコモやKDDIなども換金売りの対象となっていたとの見方が出ているが、「ソフトバンクIPOの換金売りはほぼ一巡してきたのではないか」(アナリスト)との観測も市場には出ていた。

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