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【材料】東京製鉄が4日続落、鉄屑市況下落は短期メリットとの見方も

東京製鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京製鉄<5423>は4日続落。株価は軟調に推移しているが、SMBC日興証券は10日、景気に先行するケースが多い鉄屑市況の値下げ傾向が続いていることは「短期的には電炉業界にメリット」と指摘している。電炉の主原料である鉄屑は、足元の3万800円前後で推移している。東京製鉄の19年3月期下期の鉄屑価格の前提はトン当たり3万8000円であり、この鉄屑市況が年度末まで推移すると67億円の増益要因と試算している。ただ、今回の鉄屑市況の値下がりが将来の景気悪化を予見しているとすれば、電炉の短期的なスプレッド拡大も手放しでは喜べない、ともみている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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