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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株安も内需株強く全体指数押し上げる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前週末比169円00銭高の2万1815円55銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億9873万株、売買代金概算は1兆609億3000万円。値上がり銘柄数は1300、対して値下がり銘柄数は715、変わらずは96銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、朝方は売り買い交錯でスタートしたが、その後リスクを取る動きが優勢となり日経平均は水準を切り上げる展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウが4日続落となり、この間に1100ドルあまりの下げをみせるなど調整色を強めているが、きょうの東京市場は2025年の大阪万博開催が決定したことで、同関連株をはじめ内需系銘柄に買いが入り、全体相場を押し上げた。外国為替市場では1ドル=113円台に入るドル高・円安が進行、これも投資家心理改善につながった。

 個別では売買代金トップの任天堂<7974>が高く、ファーストリテイリング<9983>も堅調。ソフトバンクグループ<9984>も買い優勢。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も大きく買われた。gumi<3903>がストップ高、イーブックイニシアティブジャパン<3658>も値を飛ばした。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、JAL<9201>も売られた。NISSHA<7915>が大幅安、エクセディ<7278>、エムアップ<3661>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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