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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ジェイエイシ、ペッパー、ダイフク

ペッパー <日足> 「株探」多機能チャートより
■川田テクノロジーズ <3443>  7,520円  +770 円 (+11.4%)  本日終値
 川田テクノロジーズ <3443> が大幅続伸。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比24倍の29.8億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。高速道路などの大型工事が順調に進捗したことが寄与。鉄骨事業の原価低減に加え、橋梁や土木工事で設計変更を獲得したことも大幅増益に貢献した。併せて、持分法適用関連会社の業績好調を踏まえ、通期の同利益を従来予想の40億円→55億円に37.5%上方修正。従来の12.8%減益予想から一転して19.9%増益見通しとなった。前日終値ベースの予想PERが15.7倍→10.9倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■大幸薬品 <4574>  2,150円  +216 円 (+11.2%)  本日終値
 9日に決算を発表。「上期経常が58%増益で着地・7-9月期も2.3倍増益」が好感された。
 大幸薬品 <4574> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比57.9%増の6億円に拡大し、通期計画の14.3億円に対する進捗率は5年平均の34.2%を上回る42.2%に達した。
  ⇒⇒大幸薬品の詳しい業績推移表を見る

■ジェイエイシ <2124>  2,390円  +233 円 (+10.8%)  本日終値
 JAC Recruitment<2124>が大幅高。外資系企業向けをはじめ人材紹介ビジネスを手掛け、高額案件に強みを持っており業績も足もと好調に推移している。9日取引終了後に発表した18年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高が172億4600万円(前年同期比42.3%増)と急拡大、営業利益も45億4900万円(同5.5%増)と増益を確保した。企業の高水準の求人ニーズを背景に主力の国内人材紹介事業が伸びて全体業績を押し上げた。

■三機工業 <1961>  1,270円  +106 円 (+9.1%)  本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常を11%上方修正」が好感された。
 三機工業 <1961> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比61.8%増の15.4億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→89億円(前期は74.3億円)に11.3%上方修正し、増益率が7.6%増→19.7%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒三機工業の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1.65%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる100万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月12日から19年3月31日まで。

■ゲオホールディングス <2681>  1,858円  +153 円 (+9.0%)  本日終値
 ゲオホールディングス<2681>は3連騰。前週末9日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を86億円から125億円(前期比14.8%減)へ、純利益を46億円から76億円(同14.9%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は2900億円(同3.1%減)の従来予想を据え置いたものの、出店計画が順調に進んだこともあり、リユース商材が大きく伸長し、グループ全体での粗利率が計画よりも向上していることが利益を押し上げる。また、既存店における省電力化や、セルフレジの導入台数を増やすなどのオペレーション効率化を継続し行うことで販管費を引き続き抑制することも寄与する見通しだ。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1325億7300万円(前年同期比2.6%減)、営業利益73億2100万円(同1.9%減)、最終利益49億8100万円(同14.0%増)だった。

■ペッパーフードサービス <3053>  3,645円  +270 円 (+8.0%)  本日終値
 ペッパーフードサービス<3053>が4連騰。前週末9日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高450億2300万円(前年同期比79.7%増)、営業利益23億9400万円(同42.0%増)、純利益11億5600万円(同21.8%増)と大幅増益となったことが好感された。いきなり!ステーキ事業で149店舗の新規出店(うち海外7店舗)を行ったことなどが寄与し、大幅な増収増益となったことが牽引役となった。また、ペッパーランチ事業で30店舗の新規出店(同24店舗)を行ったことも貢献した。なお、18年12月期通期業績予想は、売上高629億3200万円(前期比73.7%増)、営業利益40億3300万円(同75.5%増)、純利益25億1100万円(同88.5%増)の従来見通しを据え置いている。

■ダイフク <6383>  5,440円  +390 円 (+7.7%)  本日終値
 ダイフク <6383> が急伸。9日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比36.2%増の237億円に拡大して着地したことが買い材料視された。豊富な受注残を背景に半導体・液晶関連向け搬送装置の販売が拡大したうえ、自動車生産ラインや物流センター向けシステムも伸び、2ケタ増収を達成したことが寄与。原価改善なども増益に貢献した。併せて、通期の同利益を従来予想の487億円→529億円に8.6%上方修正。増益率が18.5%増→28.7%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の75円→80円(前期は70円)に増額修正したことも支援材料となった。

■福田組 <1899>  5,170円  +330 円 (+6.8%)  本日終値
 9日に決算を発表。「7-9月期(3Q)経常は30%増益」が好感された。
 福田組 <1899> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.8%減の59.9億円となり、通期計画の73億円に対する進捗率は82.1%に達し、5年平均の78.2%も上回った。
  ⇒⇒福田組の詳しい業績推移表を見る

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