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【材料】新日鉄住金が底入れ反騰態勢明示、エッサールスチール共同買収でインド市場に成長拠点

 新日鉄住金<5401>は底入れ確認から上値追い態勢を強めている。時価は25日移動平均線が位置する2200円近辺まで戻し、売買高にも厚みが加わってきた。同社が前週末に発表した18年4~9月期連結決算は売上高が前年同期比6%増の2兆9034億6800万円と増収を確保し、最終利益は同43%増の1412億8200万円と高変化をみせた。営業利益段階では台風被害など自然災害の影響で減益だったものの、最終利益については有価証券売却益などが寄与している。市場では「製品価格の上昇効果が収益に反映されている。また、インドを拠点とするエッサールスチールの共同買収を落札したことで、成長市場であるインド市場での事業展開が今後加速する」(国内中堅証券)との見方で同社の上値余地を指摘する声が出ている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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