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【経済】決算後半の山場、本日トヨタが発表、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

11/6付の「DailyOutlook」では、決算発表について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日は13時に、トヨタ(7203)が19/3期第2四半期(7-9月)決算を発表する。5月の本決算、8月の第1四半期決算に続き、取引時間中の発表となる。現在、会社予想の19/3期営業利益は2兆3000億円(前期比4.2%減)と、期初からの減益予想が据え置かれている。なお、為替前提は対米ドル106円である。一方、市場コンセンサス予想の19/3期営業利益は、徐々に切り上がって5月末には増益に転じた。8月の第1四半期(4-6月)決算発表をみて、コンセンサス予想は一段と切り上がり、現在に至っている。コンセンサス予想に近づく、或いは上回るレベルの増額修正が発表されることを期待したい』と伝えています。

続けて、19/3期会社予想の増額修正が注目される今回の決算発表だが、軒並み増額修正といった状況からはほど遠く、全般に低調であることを挙げ、『しかし、信越化(4063)、コマツ(6301)、ソニー(6758)、TDK(6762)、村田製(6981)など期待に応える増額修正を発表、株価も上昇している銘柄に注目したい。トヨタと同様に、19/3期営業利益の会社予想を減益としていたソニーは、コンセンサス予想を上回る水準に増額修正した』と分析しています。

さらに、『自動車関連銘柄の株価は、貿易摩擦問題の矢面に立たされたこともあり、総じてさえない動きとなっていたものの、前週に業績増額修正を発表したホンダ(7267)の株価は、ポジティブに反応している』とまとめています。

最後にレポートでは、『19/3期営業利益のコンセンサス予想』を紹介しています。詳しくは11/6付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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