【材料】プロネクサス---2Q増収、上場会社ディスクロージャー関連、上場会社IR関連等、金融商品ディスクロージャー関連が堅調推移
プロネクサス <日足> 「株探」多機能チャートより
プロネクサス<7893>は10月31日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.4%増の134.20億円、営業利益が同4.7%減の24.69億円、経常利益が同10.8%減の25.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.3%減の16.33億円となった。
上場会社ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比6.2%増の64.54億円となった。招集通知のカラー化と受注社数増による増収、開示書類作成を支援するシステムサービス・アウトソーシングサービスの増収、大型IPO受注やファイナンス増加が寄与した。
上場会社IR関連等の売上高は前年同期比5.8%増の32.09億円となった。コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として、IRサイト構築等のWebサービス、株主総会ビジュアル化サービス等の受注が増加した。
金融商品ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比0.5%増の35.13億円となった。国内投資信託市場は、純資産総額・ファンド本数ともに堅調に推移したものの、受注案件の小型化により主力製品の目論見書や運用報告書が減収となった。これを各種販促ツールやJ-REIT市場関連製品の増収が補った。
データベース関連の売上高は前年同期比1.1%減の2.43億円となった。既存顧客の契約更新が順調に推移するとともに新規顧客の開拓が進展したが、一部サービスの終了も影響し減収となった。
2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の230.00億円、営業利益が同10.4%増の28.00億円、経常利益が同1.4%減の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の19.70億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ