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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月30日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨晩のNYダウの一段安により、本日の寄り付き値が下放れて始まる可能性があります。

 この下げは、10月26日の安値2万0971円前後に下値堅さのないことを示唆しているので、その後の下値余地が3月の安値2万0347円以下へ拡大します。

 本日の寄り付きでの一段安により、下げ余地が大きく拡大するので、本日は、寄り付き値が下放れる動きになった場合、そのまま下値を試す流れへ入るという見方が有力になります。

 本日は、下げ余地が十分にあるなら、下げ幅を拡大する場面です。本日、下値堅い動きがあらわれる場合、2万1000円以下の下げ難さを示唆します。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

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