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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (10月30日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「続落、再度2万1000円割れも!?」

 米国株式市場ではNYダウは245ドル安と大幅続落で引けています。

 本日の 日経平均株価は、前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ売りが先行し、節目の2万1000円を再び割り込む展開となりそうです。

 なお、ドル/円は112円30銭台で推移中。

 本日の日経先物は、2万1000円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万1100円を持続的に回復できれば2万1150円を示現、下値は2万0930円を持続的に割り込むと2万0880円を示現する可能性があります。

 今後の展開としては、戻り上昇から2万0970円を押し目底に2万2960円までの反発が期待されるものの、それまでに、2万2520円~2万2550円付近、2万2720円付近のレジスタンスがあります。ここを上抜いてこれるかが鍵となりそうです。

 一方、2万0970円を割り込んで引けるようだと2万0350円をターゲットとするさらなる下落が想定されます。
【本日の作戦】

 想定される午前中の方向性からは、下がれば「押し目買い」からのエントリーが良いように思います。

 2万1100円のレート以下で引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

【注目レート】

2万1550円~2万1520円、2万1460円、2万1400円、2万1250円、2万1100円、2万1000円、2万0970円、2万0880円~2万0850円、2万0820円~2万0800円、2万0750円。

 方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

10月30日(火)

【国内】
★日銀金融政策決定会合(1日目)(~31日)
★6月完全失業率(8:30)
★6月有効求人倍率(8:30)

【国内企業】
○VNX <4422> :東証M上場

【海外】
□ドイツ10月失業率(17:55)
□ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
□ユーロ圏10月消費者信頼感指数確定値(19:00)
□ドイツ10月消費者物価指数(22:00)
□米国8月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
□米国10月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数(23:00)
□米アップルがスペシャルイベント(ニューヨーク)

【海外決算】
フェイスブック、ゼネラル・エレクトリック(GE)、コカ・コーラ、マスターカード、3Dシステムズ、ファイザー、タペストリー、アンダーアーマー、エレクトロニック・アーツ、イーベイ、アムジェン、エア・チャイナ、ペトロチャイナ、中国農業銀行、エア・チャイナ、中国鉄建、中国中鉄、中国交通建設、中国中車、中信証券、招商銀行、中国工商銀行、WHグループ・リミテッド、ズームライオン

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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