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【市況】決算や需給面を手掛かりとした中小型株での日替わり的な物色へ【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

17日の日経平均は大幅続伸。291.88円高の22841.12円(出来高概算12億9000万株)で取引を終えた。16日の米国市場では、好調な企業決算のほか、良好な経済指標の発表が好感され、NYダウは547ドル高、ナスダックは214Pt高と大幅に上昇。また、長期金利の上昇が一服したことも安心感につながった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比455円高の22875円となり、これにサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップのスタートとなった。断続的なインデックス買いが指数インパクトの大きい値がさ株を押し上げ、日経平均は前場半ばには一時22959.41円と節目の23000円に迫る局面もみられた。しかし、その後はソフトバンクG<9984>が朝高後は次第に上げ幅を縮める中、日経平均も上げ幅を縮める格好となり、大引け間際には22800円を下回る局面もみられた。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1900を超えており、全体の9割を占める全面高商状に。セクターでは下方修正が嫌気された海運が7%を超える下落となったほか、鉄鋼が小幅に下落した他は、31業種が上昇。証券、精密機器、その他金融、金属製品、不動産、サービスの強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG、東エレク<8035>、テルモ<4543>がけん引する格好。

東証1部の出来高は12億株台と依然として低水準であり、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買によって押し上げられた格好である。もっとも、5日線は上回って終えているほか、23000円には届かなかったものの、直近急落で空けたマド下限レベルであり、積極的には上値を追いづらいところでもある。また、本格化する米企業決算のほか、国内でも決算内容によって大きく振らされる需給状況でもあり、水準だけでは買いは入れづらいところであろう。

そのため、引き続き米国市場の動向に振らされやすい状況は継続。また、本日のソフトバンクGの動向をみても、戻り局面では新規の売りが積み上がりやすい状況に映る。節目の1万円を固め、25日線が位置する10500円処までの戻りをみせてこないと、潜在的なショートカバーを誘い込む流れは期待しづらいところであろう。また、決算シーズンに入ってくると現在の薄商いの状況では、イレギュラー的な価格を形成しやすい。機関投資家は決算通過待ちにもなるため、個人を主体に決算や需給面を手掛かりとした中小型株での日替わり的な物色に移ることも意識しておきたい。

《AK》

 提供:フィスコ

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