【通貨】東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調継続
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
17日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株や中国株の上昇を背景に円売りが続き、ドルは112円半ばを目指す展開となった。ドル・円は、日経平均株価が寄り付きから大きく上昇したことを背景に円売りに傾いており、112円前半を中心とした値動き。また、上海総合指数の堅調地合いも、ドルの上昇を支援したようだ。
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を拡大しており、日経平均株価は後場も大幅高が続く見通し。上海総合指数もプラス圏を維持。さらに、米10年債利回りの緩やかな上昇もドルを押し上げる要因となっている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円40銭、ユーロ・円は129円91銭から130円15銭、ユーロ・ドルは1.1558ドルから1.1580ドルで推移した。
【要人発言】
・ポンペオ米国務長官
「サウジ指導者は徹底して透明な調査の実施を約束」
・バルニエ欧州連合(EU)主席交渉官
「英国の離脱移行期間を1年延長する可能性に柔軟姿勢」
・デベル豪準備銀総裁補佐
「豪ドル安は経済を若干支援するだろうが、大幅なものではない」
《MK》
提供:フィスコ