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【市況】【↓】日経平均 大引け| 急反落・一時1000円超安、米株安や円高を嫌気 (10月11日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  23043.37
高値  23051.19(09:01)
安値  22459.02(14:29)
大引け 22590.86(前日比 -915.18 、 -3.89% )

売買高  19億5248万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆7587億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は915円安、全面安商状で一時下げ幅は1000円超え
 2.米国株市場では長期金利上昇が引き金となり大幅安、この流れ引き継ぐ
 3.円高進行に加え、アジア株市場が全面安となり投資家の不安心理を助長
 4.値下がり銘柄数は2000を超え、東証1部全体の97%の銘柄が下落
 5.下値を拾う動きも観測、売買代金3兆7000億円と約3週間ぶり水準

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは831ドル安と続急落した。米長期金利の上昇を背景にハイテク株を中心に売りが膨らんだほか、米中貿易摩擦の長期化も嫌気された。

 東京市場では、前日の米国市場が波乱展開となったことを受け、主力株をはじめ全面安となった。日経平均株価は約1ヵ月ぶりの安値圏に沈んだ。

 11日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウナスダック指数など主要指数が大幅安となったことを受けてリスク回避ムード一色となり、日経平均は一時1000円を超える下げに見舞われた。米中貿易摩擦問題などへの懸念がくすぶるなか、米10年債利回りが一時3.24%まで上昇、これを背景に利益確定売りを急ぐ動きが表面化した。外国為替市場では1ドル=112円近辺まで円高が進行、アジア株市場も全面安となり、投資家の不安心理を助長した。大引けにかけ日経平均はやや下げ渋ったものの900円以上の下げで、下げ幅は今年3番目の大きさだった。値下がり銘柄数は2000を超え、東証1部全体の97%の銘柄が下落している。下値では買い向かう動きも観測され、売買代金は3兆7000億円台と大きく膨らみ、9月21日以来の高水準だった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が大幅安、ソニー<6758>が売られ、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>も大きく下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが下落、東京エレクトロン<8035>や資生堂<4911>も売り込まれた。三光合成<7888>、竹内製作所<6432>が急落、日本板硝子<5202>、バリューコマース<2491>なども下値を探った。GMOインターネット<9449>、サイゼリヤ<7581>なども安い。
 半面、ドンキホーテホールディングス<7532>が売買代金を伴い逆行高、技研製作所<6289>も大幅高で値上がり率断トツ。多木化学<4025>、イオンモール<8905>が買われたほか、コジマ<7513>も物色人気。コメダホールディングス<3543>、しまむら<8227>なども買い優勢の展開だった。

 日経平均採用で上昇したのは1銘柄のみで大和ハウス <1925> 。押し上げ効果は約0.3円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、ユニファミマ <8028> 、TDK <6762> 。押し下げ効果は約266円。

 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)小売業、(2)空運業、(3)水産・農林業、(4)電気・ガス業、(5)不動産業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)機械、(4)精密機器、(5)非鉄金属。

■個別材料株

△大本組 <1793> [JQ]
 今期経常を2倍上方修正。
△スタ・アリス <2305>
 上期営業利益が大幅黒字転換。
△ABCマート <2670>
 上期経常が4%増益で着地・6-8月期も11%増益。
△ATAO <3550> [東証M]
 上期経常が40%増益、対通期計画93%進捗。
△フィスコ <3807> [JQG]
 フィスコ仮想通貨取引所がテックビューロから「Zaif」の事業を譲受。
△技研製 <6289>
 今期経常は7%増で5期連続最高益、8円増配へ。
△ドンキHD <7532>
 ユニー買収やTOBを発表。
△イオンモール <8905>
 上期経常が9%増益で着地・6-8月期も17%増益。
△オオバ <9765>
 70万株を上限とする自社株買いを実施。
△ミニストップ <9946>
 海外事業の採算改善で8月中間期は営業増益。

▼アイケイ <2722> [東証2]
 今期経常を一転6%減益に下方修正。
▼マルマエ <6264> [東証2]
 今期経常は19%減益へ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)技研製 <6289> 、(2)ドンキHD <7532> 、(3)ABCマート <2670> 、(4)多木化 <4025> 、(5)スタ・アリス <2305> 、(6)イオンモール <8905> 、(7)ミニストップ <9946> 、(8)オオバ <9765> 、(9)XNET <4762> 、(10)松屋 <8237> 。
 値下がり率上位10傑は(1)PRTIME <3922> 、(2)デザインワン <6048> 、(3)三光合成 <7888> 、(4)竹内製作所 <6432> 、(5)Ubicom <3937> 、(6)アルゴグラフ <7595> 、(7)イーブック <3658> 、(8)Vコマース <2491> 、(9)アトラ <6029> 、(10)板硝子 <5202> 。

【大引け】

 日経平均は前日比915.18円(3.89%)安の2万2590.86円。TOPIXは前日比62.00(3.52%)安の1701.86。出来高は概算で19億5248万株。東証1部の値上がり銘柄数は56、値下がり銘柄数は2050となった。日経ジャスダック平均は3678.69円(83.32円安)。

[2018年10月11日]

株探ニュース

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