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【市況】東京株式(前引け)=小幅反落、朝高後に利益確定売りに値を消す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前営業日比31銭安の2万4245円45銭と小反落。前場の東証1部の売買高概算は7億2258万株、売買代金概算は1兆4423億4000万円。値上がり銘柄数は1103、対して値下がり銘柄数は917、変わらずは90銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日の米国株市場でNYダウが大幅高したことや、外国為替市場でドル高・円安が進んだことなどを追い風に買い優勢で始まり、日経平均は一時200円以上上昇する場面があった。しかし、前場中ごろを境に利益確定売りが表面化し値を消す展開となった。下値では押し目買いが入り前日の終値近辺でもみ合う展開となり、前引けはわずかにマイナス圏で着地した。売買代金は1兆4000億円台と前場としては高水準に膨らんだ。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が買い優勢、ファナック<6954>も高い。小野薬品工業<4528>も商い急増のなか上昇した。モバイルファクトリー<3912>、キューブシステム<2335>が大幅高、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も値を飛ばした。ケーヒン<7251>、カネカ<4118>なども買われた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。コマツ<6301>も冴えない。象印マホービン<7965>が急落、TATERU<1435>も大幅安となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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