【市況】明日の株式相場見通し=経済政策期待で買い優勢、円安・ドル高進行も追い風
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは、トランプ米大統領が9月30日(日本時間1日)に、北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉を巡り、カナダと合意に達したと発表したことが好感されたのに加え、外国為替市場で1ドル=113円台90銭台と円安・ドル高が進行していることも買い支え要因となった」との見方が出ていた。
1日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均は目先筋の利益確定売りを吸収し、2万4300円台まで上値を伸ばす場面があった。日経平均株価終値は、前週末比125円72銭高の2万4245円76銭と続伸した。
日程面では、内閣改造・自民党役員人事、日銀短観9月調査「企業物価見通し」、9月のマネタリーベース、9月の消費動向調査に注目。海外では、欧州連合(EU)財務相理事会、FRBパウエル議長が講演、米9月の新車販売、ノーベル物理学賞発表が焦点になる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)